愛知県・一般県道101号線
【月瀬上矢作線】



道路名 愛知県一般県道101号線
【月瀬上矢作(つきせかみやはぎ)線】
起点:長野県下伊那郡根羽村字月瀬
終点:岐阜県恵那市上矢作町
道路状況 岐阜県内は終点付近を除き1.0車線、愛知県内は1.5車線、長野県内はおおむね対向2車線。全線舗装路。
全長 約11km
県道表記 ヘキサ標識 発見できませんでした。(岐阜県内には複数ありました)
青看板 発見できませんでした。(長野県内にはあります)
卒塔婆 発見できませんでした。
 
走行日 2005年9月30日
走行区間 R257との分岐(岐阜県恵那市上矢作町)→R153との交点(長野県下伊那郡根羽村字月瀬)
走行車両 軽自動車(6号車)


3県をまたぐ険道

 一般県道のトップバッター101号【月瀬上矢作線】です。残念ながらこの道も県道1号線と同じく、起点終点とも愛知県内にありません。
 この県道全線では10km以上ありますが、愛知県内を走るのは奥三河の北端に位置する旧稲武町大桑地区(現豊田市)内の1kmちょいくらいです。

 長野県根羽村内を走るR153から分岐しており、長野県内はおおむね対向2車線の道になっています。
 愛知県の区間は大桑の集落内を走る道で道幅は1.5車線前後で舗装状態も良好な道です。県道は大桑峠で県境を越え岐阜県に入ります。
 岐阜県内の区間は大桑峠を越える1.0〜1.3車線の山深い道がほとんどです。
 ヘキサ標識は岐阜県区間には多数設置されていますが、愛知県内には発見することができませんでした。
 なおこの県道は岐阜県、長野県の各101号線と共用しています。

全体地図

 R257との分岐点です。左の2車線の道がR257で右に分岐するのがr101です。
 現在新道を建設中で、写真奥に見える白い橋脚が新道になります。
新道は地図ではR419と表記されていますので完成後はR419との共用区間になるのでしょう。
 上村川に架かる弁天橋です。橋の袂に弁天様が奉ってあります。
 右に見えるのは建設中の新道の橋です。上の写真奥のほうに写ってるのはこの橋の一部です。
 すでに完成していましたが、この時はまだ通行止めになっていました。
 弁天橋を渡り道なりに進むと新道に出ます。
 旧道が有る筈なんですが良く分かりませんでした。
 新道区間はすぐに終わりを告げすぐにへろへろな道になります。
 写真の建物の横に続く細い道がr101です。ほんとに県道か不安になりますが、横にあった工事の看板に県道月瀬下矢作線と書いてあるので間違いないようです。
 写真には写っていませんが、この右手の山のほうに向けて新道の工事が進められています。
 集落の中の細い道を進むと採石場のような所にでます。道を間違えたかと思いましたが端の方にr101はありました。
 車幅1.8mをこえる大型車は通行不能の看板が出ています。
 この先険道の予感がします。
 小さな集落の間を結ぶ細い道で、集落の中は1.3〜1.5車線くらいありますが、その途中は1.0車線と対向不能な道です。
 徐々に高度を上げながら細い道は続きます。
 笹原集落を過ぎると道は森深い山の中に突入してきます。
 山の中を進みます。途中何箇所も分岐する道があり迷いそうになりますが、標識を頼りに大桑峠方面に車を進めます。
 岐阜県と愛知県の県境となる大桑峠です。写真は今きた道を振り返って写しています。
 上の写真の恵那市の看板の下に写ってる起点と書いてある杭です。
 おそらくr101の岐阜県側の起点を表すものだと思います。
 県境を越えるとすぐに豊田市大桑の集落内になります。
 愛知県内に入ると周りが開け、道の状態も若干よくなります。
 あっという間に愛知県内を抜けて長野県に入ります。
 愛知県道101号線のレポートなのに愛知県内の写真が全然ないですね・・・。再訪した際にはもうちょっと写真を撮ってきます。

 写真で後ろを向いている看板には、愛知県稲武町と記載されています。稲武町はすでに豊田市と合併して消滅しているのですが、標識の更新がまだのようです。
 長野県内に入ると道は対向2車線と快適になります。
 交通量はほとんどありません。
 月瀬地区にあったヘキサです。「県道・101・長野」と書いてあったはずですが全く読めません。錆だらけの柱といいかなりの年代物のようです。
 長野県内のヘキサ標識はこれしか発見できませんでした。(ヘキサ表記のある青看板はあります)
 起点のR153との交点です。
 国道側にはr101のヘキサ表記つきの青看板が出ています。

 余談ですが、私このレポ書くまで根羽村のことを羽根村だとずっと思い込んでいました・・・

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レポNo.21
初稿:2005年10月14日