愛知県・一般県道426号線
【津具大嵐停車場線】



道路名 愛知県一般県道426号線
【津具大嵐停車場(つぐおおぞれていしゃじょう)線】
起点:北設楽郡設楽町津具(旧津具村)
終点:大嵐停車場
道路状況 1.2〜1.7車線。一部対向2車線の区間あり。全線舗装路。
全長 約35km
県道表記 ヘキサ標識 沿線に複数あります。
青看板 表記あり
卒塔婆 設置あり
 
走行日 2005年9月30日
走行区間 r10との交点(北設楽郡設楽町津具)→JR東海飯田線大嵐停車場(静岡県浜松市水窪町)
走行車両 軽自動車(6号車)


目指すは愛知県最東端

 愛知県最東端に位置する富山村につづく県道、【津具大嵐停車場線】です。
 旧津具村(現在の設楽町津具)から東に向かって幾つもの峠をこえ富山村市街へと達します。
 終点の大嵐駅は天竜川を渡った対岸にあり静岡県になりますが、利用客のほとんどが愛知県富山村の住人だそうです。
 富山村と村外を結ぶ道路はこのr426とr1の二つしかないため、同村にとっては重要な県道だと思われます。

 富山村は人口200人ほどで離島を除くと日本で一番小さな村として有名でしたが、2005年11月に隣の豊根村と合併して姿を消しました。
 r426はほぼ全線に渡り木々の深い山中を走る路線です。道幅は一部極狭区間もありますが1.5車線ほどの道幅があり、交通量もほとんど無いことからそれほど走りにくい道ではないです。

全体地図

 起点の設楽町津具地区です。
 写真右にのびる道がr426で交わる道はr10(設楽根羽線)です。
 キレイな対向2車線の道で始まりますが、すぐに先を暗示する標識が見えてきます。
 廃校になった小学校の運動場を過ぎるとおなじみの電光標識が現れ、道からはセンターラインがなくなります。
 旧津具村の油戸集落を抜けると道は山に取り付き、両脇に木が生い茂る1.5車線弱の道になります。
 おおむね小型車同士ならなんとか離合できる道幅がありますが、ところどころ極端に狭くなっている箇所もあるのですれ違いの際はそういった箇所は避けるようにします。もっとも、交通量はほとんど無くこの日もR151との交差点まで軽トラック1台とすれ違ったのみです。
 所々開けた場所もありますが、ほとんどの区間は鬱蒼とした森の中を走る道です。
 代わり映えのしない鬱蒼とした道をすすむと行く手に学校の校舎が現れます。
 豊根村の坂宇場小学校です。この日は平日だったのですが人の気配がしません。建物はよく整備されており窓越しに見える校舎内も現役で使われている風でしたので廃校とかではないと思います。
 丁字路にぶつかります。左右の道はR151で、r426はこの交差点を右折してしばらくはR151と重複区間になります。

 写真右側に写ってるのは坂宇場小学校のプールです。プールの水はすでに抜かれており、水泳の授業はもう終わっているようです。
 R151を北に500mほど下ります。
 青看板が出ておりr426は左折になります。
 この辺りには郵便局や駐在所があります。また道の駅があるのですが、トイレと数台分の駐車スペースがあるだけのこじんまりとした道の駅です。
 青看板を左折すると道は一度180度ターンしてから、古いアーチ型のコンクリート橋を渡ります。
 道は再び鬱蒼とした山中の林道のような感じになります。
 青看板には富山まで22kmとでています。
 こんな道が延々と続きます。
 ここのヘキサはポールの中途半端な位置に付いていますね。路線名表記も「津具大嵐」のみで停車場線の文字が省略されています。
 少し開けた場所に丁字路がありガソリンスタンドが建っていました。丁字路を右折するとその先からは道がぐっとよくなり対向2車線の走りやすい道になります。
 右には間黒川という川が流れています。
 また丁字路にぶつかりました。交差するのはr74(阿南東栄線)です。
 青看板に従い右折します。
 r74との重複区間は100mほどで終、r426は左折して川を渡ります。
 川沿いに道は進みます。いままで、両脇を木に囲まれた区間をずっと走ってきたのでこの辺りはずいぶん明るく感じます。
 古真立川を渡るとまたまた丁字路です。
 右折するとr429(古真立佐久間線)で青看板にあるみどり湖というのは新豊根ダムのダム湖です。

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レポNo.22
初稿:2005年10月17日