白山隧道

トンネル名称 白山(はくさん)隧道
路線名  
所在地 愛知県西尾市吉良町餐庭白山
延長(m) 446m
道路幅員(m) 7.5m
車道幅員(m) 5.5m
歩道等(m) 1.5m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 1985年(昭和60年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は「平成16年度道路施設現況調査」より
調査日 2013年3月9日、2007年3月30日



 三河湾に面した西尾市吉良町にある「白山隧道」です。トンネル名の「白山」の由来ですが、トンネルのある吉良町饗庭(あいば)地区の小字に白山という地名があるのでそこからでしょうか。また、トンネルのある山の上には白山神社がありますので、小字の由来ともども神社名に由来するのかもしれません。
 昭和末期建設の比較的新しいトンネルですが、名前は「トンネル」ではなく「隧道」となっています。

北側 2013年3月9日
 北側より見た「白山隧道」です。
 小さな山の端っこにトンネルはあります。
 「白山隧道」北側の坑門です。
 このトンネル、両方の坑門ともトンネル銘板は取り付けられていません。
 坑門が大きく迫り出した作りをしています。根っこはどうなっているのか坑門の上まで竹がびっしり生えています。
 北側の坑門です。昭和末期完成のトンネルですが「隧道」と名乗っています。
 トンネル名の下には「吉良町長 尾崎行雄 書」とあります。トンネル完成時は西尾市吉良町ではなく幡豆郡吉良町でした。
 北側より見たトンネル内部です。両側に幅の狭い歩道があります。


南側 2013年3月9日
 畑の中を通る道路が小さな山に吸い込まれてゆきます。
 南側より見た「白山隧道」です。
 「白山隧道」南側の坑門です。昭和後期のトンネルにありがちな、何の装飾も持たないコンクリート製の坑門です。
 南側の扁額です。書いてある内容は反対側と同じです。
 南側より見たトンネル内部です。歩道は狭くガードレールもありませんが、歩行者用に低い位置にも照明が取り付けられています。





2007年3月30日
 北側の入り口です。
 コンクリート製のポータルで飾り気のない実用本位のデザインです。
 トンネル内部です。中でカーブしているので入り口から反対側の出口は見えません。
 2車線の車道と細いですが歩道もあります。また歩道用に低い位置に蛍光灯が取り付けられています。
 南側の入り口です。
 反対側とと同じく飾り気のないコンクリート製です。
 扁額です。
 最近建設のトンネルですが「隧道」と書かれています。



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初稿:2007年03月19日
文章追加、再公開:2010年1月1日
市町村合併対応、写真更新:2013年3月30日