川怒トンネル

トンネル名称 川怒(かわぬ)トンネル
路線名 豊田市道足助加茂広域線(加茂広域農道)
所在地 愛知県豊田市川面町
延長(m) 337m
道路幅員(m) 5.5m
車道幅員(m)  
歩道等(m)  
有効高(m) 4.7m
竣工年度 1998年(平成10年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データはトンネル銘板より
調査日 2014年2月1日、2007年3月30日



 豊田市の旧足助町地区にある広域農道のトンネル「川怒トンネル」です。
 読み方は「かわぬ」です。由来はトンネル両出口の地名、川面町と怒田沢町の頭一文字つづを取ったものと思われますが、近くに川怒温泉というのが古くからあるのでこちらから取ってるのかも知れません。
 広域農道西三河中山線は三河の山中を南北に走っていて、国道473号、420号、153号を結んでおり個人的には重宝する道路ですが、人口の少ない山中を走り高規格な道路の割りに交通量もほとんどないのを見るとその必要性に疑問もあります。
2014年2月
 久しぶりに再訪したので写真を追加しました。


再訪(2014年2月)、北側(r33方面側)
 国道153号線より加茂広域農道に入りトンネル付近までやって来ました。相変わらず交通量は少なく、というか全くと言っていいほどありません。
 北側より見た「川怒トンネル」です。
 「川怒トンネル」北側の坑門です。逆三角形をした面壁型の坑門で、表面は斜めに模様の入った化粧コンクリートパネル仕上げとなっています。
 北側の扁額です。坑門の左上に取り付けられています。
 北側のトンネル銘板です。以前は金属製の銘板だったのですが、過去に盗難に遭い現在は木製のものが取り付けられています。盗難対策で樹脂製の銘板というのは見たことがありますが、木製というのは初めて見ます。耐久性が低そうに思えるのですがどうなんでしょう?
 トンネルの北側入口付近は幅が若干広く作られています。
 北側より見たトンネル内部です。



再訪(2014年2月)、南側(r367方面側)
 南側より見た「川怒トンネル」です。
 トンネル手前を横切っている細い道は愛知県道367号梨野川面線です。
 南側の坑門です。
 南側の扁額です。
 南側のトンネル銘板です。こちらも木製となっています。盗難に遭う前の銘板とは延長などの記載内容が異なっています。
 南側より見たトンネル内部です。





2007年3月
 南側の入り口です。
 扁額がオフセットされて取り付けられているのが目を引きます。
 扁額は向かって左側の上部に取り付けられています。
 トンネルポーターはコンクリート製で斜線状の模様が付けられています。どちらもこの辺りのトンネルでは見かけない様式です。
 トンネルそのものはまだ新しいのできれいです。が、こんな山奥にまで来て落書きしていく馬鹿がいるようです。
 北側入り口です。
 デザインは反対側と同じです。
 トンネル銘板です。



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初稿:2007年03月19日
再公開:2010年1月1日
再訪記事追加、リンク修正:2014年2月9日