田代トンネル
(田代隧道)

トンネル名称 田代(たしろ)トンネル
路線名  
所在地 新城市門谷
延長(m) 74m
道路幅員(m) 3.6m
車道幅員(m) 3.1m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 3.8m
竣工年度 昭和4年(1929年)
壁面 内装なし 覆工(一部素掘り)(注1)
路面 未舗装
照明 あり
通行制限  
その他 元鉄道トンネル
データは平成16年度道路施設現況調査の「タシロトンネル」より
トンネル名は「愛知県の近代化遺産 旧田口線の遺構」より
(注1)現地目視による
調査日 2007年3月21日



  昭和43年に全廃された豊橋鉄道田口線(旧田口鉄道)の鉄道用トンネルを前身とするトンネルです。田口線はJR飯田線本長篠駅より現在の愛知県道32号鳳来東栄線と併走する形で北上し設楽町田口までを結んでいた鉄道で、木材の輸送を目的として建設されました。
 鉄道廃線後は路盤の多くが生活道路に転用され、そうした中には今回紹介するようにトンネルも数多くあります。

 北側(本長篠側)の入り口です。
 右の道は愛知県道32号鳳来東栄線です。
 2006年ごろまでは普通に開放されていたのですが、この写真を撮った2007年にはトラ柵で通行止めの処置がなされていました。
 コンクリート製の小さなポータルのトンネルです。
 内部はおおむねコンクリート覆工されていますが、一部素掘りのままの箇所もあります。
 通行止めとなっていますが、一個だけ内部に照明が点いていました。
 北側の入り口です。
 扁額、銘板はありませんでした。



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初稿:2007年03月07日
文章追加:2010年1月10日