海老島隧道

トンネル名称 海老島(えびじま)隧道
路線名 元国道151号線
所在地 愛知県北設楽郡東栄町三輪
延長(m) 26m
道路幅員(m) 6.0m
車道幅員(m) 5.5m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 5.0m
竣工年度 1960年(昭和35年)6月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 なし
通行制限 通行止め
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
(注1)トンネル銘板より
調査日 2010年4月18日、2007年3月3日



 「海老島隧道」は北設楽郡東栄町にある元国道151号線のトンネルです。カーブの途中にある見通しの悪いトンネルで、2009年10月7日に国道151号線の三輪バイパスが開通したことにより、お隣の「市原隧道」と共に旧道のトンネルとなり入口にフェンスが設けられ通行止めとなりました。


北側(飯田方面側)
 北側より見た「海老島隧道」です。
 かつてのセンターラインは消され新たに白線が引かれていますが、旧道入口に車止めがあるので自動車は旧道に乗入れ出来ません。
 かつてトンネルの手前にあった標識の類は全て撤去されています。
 「海老島隧道」北側の坑門です。トンネル入口はフェンスによって閉鎖されています。
 北側の扁額です。
 北側坑門に取り付けられているトンネル銘板です。扁額には昭和35年5月竣工とありますが、こちらは同年6月となっています。


南側(豊橋方面側)
 旧道の「市原隧道」と「海老島隧道」との間の区間です。この間はセンターラインが残っており、ラインの引き直しは行われていませんでした。
 南側より見た「海老島隧道」です。
 「海老島隧道」南側の坑門です。
 南側の扁額です。
 南側の坑門にあるトンネル銘板です。
 南側より見たトンネル内部です。


海老島隧道の歩道(旧旧道?)
 お隣の「市原隧道」と同じく、「海老島隧道」も歩道はトンネル内を通らずにトンネルを外側を迂回しています。
 南側より見た歩道です。
 「市原隧道」の歩道と同じくこちらも旧道っぽい雰囲気があります。
 歩道ですがヘアピンカーブ部にはカーブミラーが設置されています。
 カーブを曲がって歩道はトンネル北側続きます。





現役時代(2007年3月)
 長野県側の入り口になります。
 昭和中期のトンネルとはいえ、既に半世紀近い歳月をすごしているのでそれなりの年季を感じさせます。
 三河地方の国道や県道によく見られる路線番号とトンネル名を記した標識が立っています。扁額は「海老島隧道」ですがこちらの標識は「海老島トンネル」と書かれています。
 トンネル内部です。短いので照明は付いていません。
 トンネル内は車両専用で歩行者などはトンネルは通らず迂回路があります。
 豊橋側の入り口です。
 トンネルの手前から右に延びるのが歩道です。
 扁額はどちらの入り口の物も漢字で書かれています。
 長野側のポータルに付いていた銘板です。



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初稿:2007年03月04日
全面改稿:2013年10月20日