伊勢神隧道

トンネル名称 伊勢神(いせがみ)隧道
路線名 国道153号線
所在地 愛知県豊田市明川町
延長(m) 1245m
道路幅員(m) 6.8m
車道幅員(m) 5.5m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 3.7m
竣工年度 1960年(昭和35年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 なし
通行制限 高さ制限3.5m
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
調査日 2007年3月10日



 国道153線にある「伊勢神隧道」です。
 開通から昭和46年までの10年ほどの間は有料トンネルだったそうです。
 旧道に明治時代に建設された旧トンネルが残されているので、それと区別する意味合いも含め「新伊勢神トンネル」と呼ばれることもあります。

 西向き豊田市方面側の入り口です。
 昭和46年までは有料だったそうです。入り口手前の道路脇に空きスペースがあるのでかつてはその辺りに料金所があったのかもしれません。
 昭和30年代のトンネルは無味乾燥なデザインのものが多いのですが、このトンネルのポータルには模様が入っています。明治時代の石積みトンネルとして有名な旧トンネルを模したと思われる切石風の模様が入っています。
 扁額です。
 「伊勢神隧道」の文字の横には「昭和35年春 岸道三書」とあります。岸道三というのは日本道路公団の初代総裁だそうです。
 トンネル内部です。
 入り口に「歩行者に注意」という標識があるように、歩行者や自転車も通ります。かなりのスピードを出してる車やトラックが頻繁に行き交っているので、この中を歩くのは命がけに近いです。
 反対側の入り口です。
 右のキュービクルが写ってるあたりから旧道がのびています。



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初稿:2007年03月04日
地図リンク修正:2013年11月02日