小原トンネル

トンネル名称 小原(おばら)トンネル
路線名 国道419号線
所在地 愛知県豊田市大ヶ蔵連町
延長(m) 282m
道路幅員(m) 9.4m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m) 2.4m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 1991年(平成3年)2月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系(注2)
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
(注1)トンネル銘板より
(注2)現地目視による
調査日 2007年4月18日



 小原トンネルは岐阜県瑞浪市と愛知県豊田市(旧小原村)との境近くにあります。この辺りは市街地から離れた場所で岐阜県側、愛知県側とも周囲に民家はほとんど有りません。国道419号線は昔は県境を挟んだ両側とも道幅の細い険しい山岳道路でした。愛知県側はこの小原トンネルを含むバイパスにより、岐阜県側は道の拡幅や小規模の線形改良を繰り返し国道らしい道路となりました。
 トンネル開通以前の旧道区間は柵により塞がれ一般車両は通行できなくなっています。この区間を紹介しているサイトを見ますと既に廃道同然になっているようです。

 愛知県側の坑門です。8角形を半分に切ったような形をしています。扁額にあたる部分は、トンネル名を一文字ずつ貼り付けたタイプです。
 トンネル内部です。照明付きで片側にガードレール付きの歩道があります。資料だと内部の舗装はアスファルト系となっていますが、見た限りだとセメント系と思われます。
 岐阜県側の入り口です。手前に三河名物の電光表示機が設置されています。
 電光表示機の手前から、国道の旧道とr20の旧道が分岐しています。国道のほうは通行止めですが、r20の旧道は自動車で走れます。すれ違い不能の1.0車線、連続ヘアピンカーブの険しい道です。
 トンネル銘板です。



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初稿:2007年05月28日
地図リンク修正:2015年01月02日