三遠トンネル

トンネル名称 三遠(さんえん)トンネル
路線名 三遠南信自動車道(国道474号線)
所在地 愛知県新城市七郷一色
延長(m) 4525m(注1)
道路幅員(m)  
車道幅員(m)  
歩道等(m)  
有効高(m)  
竣工年度  
壁面 覆工 セメント系 内装あり(パネル張り)(注2)
路面 セメント系(注2)
照明 あり
通行制限  
その他  
(注1)現地標識より
(注2)現地目視による
調査日 2012年11月26日



 「三遠名号トンネル」は三遠南信自動車道(国道474号線)のトンネルです。三遠南信自動車道は長野県飯田市の中央自動車道・飯田山本ICより、静岡県浜松市の新東名高速道路・浜松いなさJCTに至る自動車専用道として現在建設が進められている最中で、完成した区間より順次供用されています。
 鳳来峡IC〜浜松いなさJCT間(三遠道路とも呼ばれます)は2012年4月に開通しましたが、暫定開業ということもあり当区間は無料開放されています。
 「三遠トンネル」は延長4500m超と長い上、地質の脆い中央構造線を横切るため大変な難工事だったそうです。トンネルは愛知県東部の三河地方と静岡県遠州地方とにまたがっており、三河の”三”と遠州の”遠”をとって「三遠トンネル」なのでしょう。





下り側(静岡県方面)
 「三遠大島トンネル」を抜けると短い明かり区間の先に「三遠トンネル」こ坑口があります。
 地質がよろしくないのか突出型の坑口の周辺はコンクリートで固められています。
 「三遠トンネル」北側の坑口です。
 北側のトンネル標識です。
 北側より見たトンネル内部です。白いタイル風のパネルが貼られており、上り線側には通路が設けられています。


上り側(長野県方面)
 新東名高速道路より三遠南信自動車道を北進してきました。「三遠トンネル」内で静岡県より愛知県となります。
 「三遠トンネル」の直前に渋川寺野ICがあります。
 「三遠トンネル」南側の坑門です。
 南側のトンネル標識です。
 南側より見たトンネル内部です。


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初稿:2013年1月6日