分地トンネル

トンネル名称 分地(ぶんじ)トンネル
路線名 県道1号飯田富山佐久間線
所在地 愛知県北設楽郡豊根村古真立
延長(m) 171m
道路幅員(m) 4.5m
車道幅員(m) 4.0m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 1970年(昭和45年)1月
壁面 吹付け セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
調査日 2007年3月21日



 豊根村の東部、佐久間湖沿いを走るr1飯田富山佐久間線のトンネルです。
 r1にあるトンネルの多くは昭和30年代前半の竣工で、おそらくは佐久間ダム建設による道路付け替えにより建設されたものと思いますが、この分地トンネルはそれらより10年ほど新しいトンネルです。トンネル開通以前の旧道がどうなっていたかはよく分かりませんでした。
 トンネル名になっている豊根村分地地区は人の気配が無い寂しいところです。計画ではr428古真立津具線が分地峠を越えてr1と連絡する予定になっていますが、あまりニーズがあるようにも思えないのでおそらく開通することは無いでしょう。

 佐久間ダム方面の入り口です。
 r1の他のトンネルより10年ほど新しいトンネルですが外観などはあまり変わり映えしません。
 トンネル内部の道路は中央付近が高くなっています。
 40年代竣工ですので名称は「隧道」ではなく「トンネル」となっています。
 扁額も金属製でSLのナンバープレートのようなタイプに代わっています。
 トンネルの入り口付近はコンクリート巻となっています。
 冨山地区方面の入り口です。
 トンネルを出たあたりに浚渫工事なのか佐久間湖の土砂を掘出していて、その関係で佐久間市街からここまでは大型ダンプカーが頻繁に走っています。
 トンネル銘板です。



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初稿:2007年04月11日
地図リンク修正:2015年01月18日