稲目トンネル

トンネル名称 稲目トンネル
路線名 県道389号鳳来設楽線
所在地 新城市連合
延長(m) 1510m
道路幅員(m) 9.0m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m) 1.5m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 昭和54年
壁面 内装なし 覆工
路面 セメント系
照明 なし
通行制限  
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
調査日 2007年3月21日



 新城市(旧鳳来町)北部にあるトンネルで、全長1510mと愛知県下の無料で通行できるトンネルのなかでは最長です。
 稲目トンネルは元は昭和43年に廃線となった豊橋鉄道田口線の鉄道用トンネルでした。鉄道廃止から10年間ほどは鉄道代替の豊橋鉄道のバス専用トンネルとして使われ、この間は出入り口に柵が設けられて一般車の通行は禁止されていました。
 当時、旧鳳来町と設楽町を結ぶ道路は旧来からの与良木峠を越える道しかなく、地元住民からは稲目トンネルの一般開放望む声が多く出されました。これを受けて全面改修を施したのが現在の稲目トンネルです。改修により大幅に拡幅され、鉄道トンネル時代の面影は全く残っていません。
 稲目トンネル改修完成により県道鳳来設楽線は与良木峠経由から稲目トンネル経由に改められ交通の流れも移りました。

 北向き、設楽町方面の入り口です。
 前述のように元は単線の鉄道トンネルでしたが、転用の際の大改修でその面影は全く残していません。
 トンネル内部です。
 2車線の車道と片側にガードレール付きの歩道で構成されています。
 南側、新城方面の入り口です。
 トンネル銘板です。



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初稿:2007年04月27日