長沢トンネル

トンネル名称 長沢(ながさわ)トンネル
路線名 愛知県道73号長沢蒲郡線
所在地 愛知県豊川市長沢町
延長(m) 1045m
道路幅員(m) 9.5m(注1)
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) m(上り線側にあり(注2)
有効高(m) 4.7m
竣工年度 1986年(昭和61年)9月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系(注2)
照明 あり
通行制限 なし
その他 音羽蒲郡道路
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
(注1)現地銘板より
(注2)現地目視による
調査日 2007年3月10日、2012年3月10日



 「長沢トンネル」は県道73号長沢蒲郡線にあるトンネルです。
 県道73号線は「音羽蒲郡有料道路」別名「三河湾オレンジロード」と呼ばれる有料道路(2012年11月30日に無料開放され、名称も「音羽蒲郡道路」になりました)で、東名高速道路の音羽蒲郡IC出口や国道1号線と蒲郡市街とを結んでいます。国道1号線と蒲郡市街とを結ぶ道路は他に国道473号線もあるのですがそちらはきついカーブの連続する峠道ということもあり、有料道路ながらこの音羽蒲郡有料道路を利用する自動車は多いです。(県道73号線にはトンネル開通以前の旧道もありますが、もとは林道として開通した車のすれ違い困難な箇所の多い狭く急カーブ、急坂の連続する道です。)

東側(国道1号線側)
 国道1号線より「音羽蒲郡有料道路」に入ってきました。料金所は「長沢トンネル」とそれに続く「清田トンネル」との間にあります。
 トンネル手前には非常駐車帯と通行止め時のゲート、さらに料金所ではETCカードが使えない旨の告知看板があります。
 「長沢トンネル」東側の坑門です。コンクリート打ちっ放しの飾り気の無い坑門です。
 この写真を撮ってる場所は小さな田んぼになっていて、ここに出入りする為に県道の築堤をくぐる通路が設けられています。(写真の黄色い標識の付け根辺りに通路があります)
 東側の扁額です。
 トンネル名が一文字づつ分かれているタイプの扁額は愛知県内では昭和末期辺りに作られたトンネルに良く見られる形態です。
 東側のトンネル銘板です。
 東側より見たトンネル内部です。
 「平成16年度道路施設現状調査」には「歩道:0m」、「路面:アスファルト系」とありますが、写真のように上り線側に柵付きの歩道があり、路面もコンクリート系で出来ています。


西側(蒲郡市街側)
 この写真を撮っているあたりに有料道路外に出る道がつけられていますが、A型バリケードで封鎖されていて普段は通れないようになっています。
 西側より見た「長沢トンネル」です。
 西側の坑門です。反対側と同じデザインでAMラジオの案内標識が取り付けられているのも共通です。
 西側の扁額です。
 西側のトンネル銘板です。
 西側より見たトンネル内部です。



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初稿:2007年03月11日
全面改稿:2012年3月14日
音羽蒲郡有料道路の無料化に伴い一部変更:2013年4月6日