多米トンネル

トンネル名称 多米(ため)トンネル
路線名 愛知県道4号豊橋大知波線
所在地 愛知県豊橋市多米町滝ノ谷
延長(m) 526m
道路幅員(m) 8.0m
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) 0.0m
有効高(m) 4.6m
竣工年度 1966年(昭和41年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 高さ制限3.5m
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
調査日 2007年10月7日



 「多米トンネル」は愛知県道4号豊橋大知波線のトンネルで愛知県と静岡県との県境にあります。
 トンネル開通時は多米峠有料道路という有料道路でした。供用開始は1966年(昭和41年)7月1日で、その後1987年(昭和62年)7月1日に無料開放されました。 

西側(愛知県側)
 西側(愛知県側)からみた多米トンネルです。
 元は有料道路で昭和41年の竣工当時はそれなりに立派なトンネルだったのでしょうが、今の眼で見ると歩道も無く狭いトンネルと感じます。
 西側の坑門です。
 コンクリート打ちっ放しの壁面には後付の配管が取り付けられていたりといかにも昭和中期のトンネルといった感じです。
 西側の扁額です。右端には「昭和41年6月 愛知県知事 桑原幹根」とあります。
 愛知県内のトンネルの扁額は昭和30年代までは「隧道」と書かれていますが、昭和41年を境に「トンネル」に変わります(一部例外もあります)。
 西側より見たトンネル内部です。歩道が無く路肩も狭いので歩いて通るには相当な勇気がいるうえ危険が伴います。


東側(静岡県側)
 東側(静岡県側)よりみた多米トンネルです。
 東側の坑門です。坑門には高さ制限3.5mの標識と「トンネル内点灯せよ」と書かれた標識が取り付けられています。
 東側の扁額です。こちらの扁額の右端には「昭和41年6月 静岡県知事 斉藤寿夫」と書かれています。
 東側より見たトンネル内部です。



愛知のトンネル一覧へ


初稿:2013年3月3日