うなぎだる隧道

トンネル名称 うなぎだる隧道
路線名 県道1号飯田富山佐久間線
所在地 豊根村古真立
延長(m) 578m
道路幅員(m) 5.2m
車道幅員(m) 4.7m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 昭和31年(1956年)
壁面 内装なし 素掘り
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
調査日 2007年3月21日、2009年3月1日



 「うなぎだる隧道」はr1飯田富山佐久間線にあるトンネルで、佐久間ダムのすぐ脇にあります。
 この辺りのトンネルは、歩道もなく狭いうえ平日は浚渫工事のダンプカーが頻繁に往来しており徒歩での通行は危険が伴います(ついでに埃と排気ガスがひどいです)。

 佐久間ダム端より「うなぎだる隧道」をのぞみます。
 佐久間ダム側の坑門です。佐久間ダムのすぐ脇にありダムの反対側は静岡県になります。
 青看板にある「富山(とみやま)24q」はかつて本土で最も人口の少ない村だった富山村(現在は豊根村に併合)で、長野愛知静岡県道1号線沿いでは愛知県内唯一の集落となります。
 扁額です。
 平仮名で「うなぎだる」とあります。漢字だと「鰻樽」と書きます。
 資料では内部は素掘りとなっていますが、実際にはコンクリートで覆工されています。
 基本的には木枠によるコンクリート覆工ですが、待避所でトンネル断面が広がっている部分はコンクリートの吹き付けです。
 途中に開口部があったようですが現在は塞がれています。
 長野県方面側の入り口付近から内部を写した写真です。
 天井に待避所ありの標識がぶら下がっていますが、酷く汚れていて車で走っていると気が付かないくらいです。
 ダムの反対側(長野県方面側)の入り口です。
 坑門は最小限の大きさでこじんまりとしています。
 トンネル銘板です。



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初稿:2007年04月14日
写真追加:2010年1月3日