<道場山隧道>
「道場山隧道」の名は、「道場山」の地名に因んで名
付けられています。
 この隧道が抜ける山の名は「道場山」です。道場山
は、下開田の道場(お 寺)に必要な材木を供出した
故事から名付けられています。明治13年2月に下開
田の道場が消失した時、この山の檜材を伐り出し再建
したと伝えられています。下開田の里人は、道場山の
檜をことのほか大切に守り育てました。この隧道の名
には、ここを通過する度に先人の徳に改めて敬意を表
したいとの思いが込められています。
<道場山出典:徳山村史・美濃徳山の地名>

 <徳厚流光>
「徳厚ければ流れに光あり」
(春秋穀梁傅)道場山の名
のいわれのごとく、山の木の
徳は厚く、子孫のために残さ
れる。

 <有徳者必有言>
「徳有る者は必ず言有り」
(論語) 道場山は内に徳の
深い、いわれのある山である。
必ず後世の私共に世の訓誡と
なる善言・メッセージを伝え
ていく。