軽岡トンネル

トンネル名称 軽岡（かるおか）トンネル
路線名 東海北陸自動車道
所在地 岐阜県高山市荘川町三尾河
延長（ｍ） ２７００ｍ
道路幅員（ｍ） ９．５ｍ
車道幅員（ｍ） ７．０ｍ
歩道等（ｍ） ０．０ｍ
有効高（ｍ） ４．５ｍ
竣工年度 １９９９年(平成１１年)
壁面 覆工　セメント系　内装あり（タイル貼り）
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 　
その他 　
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」による
調査日 下り方面　２０１０年８月７日
上り方面　２０１０年１２月１２日


　｢東海北陸自動車道｣にある｢軽岡トンネル｣です。
　東海北陸自動車道は愛知県一宮市で名神高速道路(一宮JCT）より分岐し、富山県小矢部で北陸自動車道(小矢部砺波JCT）と接続する自動車専用道で、2008年の飛騨清見IC〜白川郷ICの開業により全線開通しました。延長184kmの間に上り側５４、下り側５６ものトンネルがあります。
　また、一宮ＪＣＴ〜白鳥ＩＣの区間は片側２車線づつの４車線で、この区間にあるトンネルはすべて上下線で別トンネルとなっています。白鳥ＩＣ〜小矢部JCTの区間は暫定２車線の対面通行で、トンネルも一つのトンネルを上下線で使用しています。
　「軽岡トンネル」は荘川ＩＣと飛騨清見ＩＣとの間にあるトンネルで、この区間は標高1000ｍを超え、高速道路では国内最高の標高を誇る区間になります。
　この地には「軽岡」を名乗るトンネルが三つあります。一つ目は現在は廃道となっている軽岡峠越えの古道にあった「軽岡隧道」、二つ目は国道158号にある新軽岡峠をパスする「軽岡トンネル」、そして三つ目がこの東海北陸自動車道の「軽岡トンネル」となります。
　トンネル名の由来は軽岡峠よりでしょうか。

下り側(富山方面)
　東海北陸自動車道を富山方面に向い走行しています。
　「軽岡トンネル」西側の坑門です。
　荘川IC〜飛騨清見ＩＣ間のトンネルは同時期に出来たのでどれも同じような坑門をしています。それでもよく見ると壁面の石積み風の模様などに違いがあります。
　トンネル標識です。
　併走する国道158号線にも同名のトンネルがあります。
　下り車線側より見たトンネル内部です。
　すそ部がタイル貼りになっています。


上り側(一宮方面)
　東海北陸自動車道を一宮方面に向けて走行しています。
　上り線側の「三尾河トンネル」手前にもあった「トンネル連続」の標識がたっています。
　東側より見た「軽岡トンネル」の坑門です。
　この辺りのトンネルの坑門は面壁型が多いのですがここでは突出型をしています。
　トンネル標識です。
　上り車線側より見た「軽岡トンネル」内部です。


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初稿：2011年9月3日