福島保木トンネル

トンネル名称 福島保木(ふくしまほき)トンネル
路線名 国道156号線
所在地 岐阜県大野郡白川村福島
延長(m) 1106m
道路幅員(m) 8.8m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m) 1.8m
有効高(m) 6.0m
竣工年度 1999年(平成11年)12月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
(注1)トンネル銘板より
調査日 2013年5月25日



 「福島保木トンネル」は岐阜県大野郡白川村にある国道156号線のトンネルです。
 国道156線の御母衣湖周辺の区間は、御母衣ダム建設に伴い水没した旧国道の付け替え道路として建設されました。この区間はダム湖沿いの険しい地形を多数の急カーブとトンネルで通過しており、建設後幾多の工事により線形の改良、洞門の設置、道路の拡幅を繰り返してきました。この区間で特に線形が厳しかった「福島保木1号トンネル」から「福島1号トンネル」手前までの区間を一挙に改善する為に建設されたのがこの「福島保木トンネル」です。


南側(岐阜市方面側)
 南側より見た「福島保木トンネル」です。手前で右に分岐しているのは旧道ですが、車止めが設けてあるので自動車は進入できません。
 「福島保木トンネル」の南側は新旧の国道が併走しています。右の旧道の奥に見えているのは「福島保木1号トンネル」です。
 南側の坑門です。平成トンネルとしては標準的な坑門ですが、御母衣湖周辺は昭和30年代建設の古くて小さい(そしてボロい)トンネルばかりなので一際立派に見えます。
 南側の扁額です。
 南側のトンネル銘板です。
 ちなみに御母衣湖周辺にある御母衣ダム建設時に作られたトンネルにはいずれも、トンネル銘板は取り付けられていません。
 南側より見たトンネル内部です。

北側(富山県方面側)
 北側より見た「福島保木トンネル」です。
 坑門左手に見えている洞門は旧道のものです。
 北側の坑門です。
 登山道でもあるのでしょうか、坑門上に続く階段があります。
 北側の扁額です。
 北側のトンネル銘板です。
 北側より見たトンネル内部です。


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初稿:2013年7月13日