上石津第二トンネル
トンネル名称 | 上石津第二(かみいしづだいに)トンネル | |
路線名 | 国道365号線 | |
所在地 | 岐阜県大垣市上石津町一之瀬 | |
延長(m) | 116m | |
道路幅員(m) | 9.8m | |
車道幅員(m) | 6.0m | |
歩道等(m) | 2.0m | |
有効高(m) | 4.7m | |
竣工年度 | 1987年(昭和62年)1月 | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | 高さ制限4.6m(注1) | |
その他 | ||
(注1)標識等の表示は無いが接続する前後のトンネルの制限表示より | ||
調査日 | 2009年8月8日、2011年9月10日 |
「上石津第二トンネル」は岐阜県大垣市にある国道365号線のトンネルです。トンネル完成時の所在地は養老郡上石津町で、所謂平成の大合併で大垣市に編入され現在の住所になりました。しかし旧上石津町と旧大垣市は隣接しておらず、旧上石津町の地区は大垣市の飛地となっています。 |
「上石津第二トンネル」は続く「上石津第一トンネル」、「上石津第三トンネル」と覆道で接続されおり一見すると一つのトンネルのようになっています。トンネル入口に設置されている標識では「上石津トンネル 長さ1802m」と記載され一つのトンネルとして扱われています。 |
北側より見た「上石津第二トンネル」です。 前後の「上石津第一、第三トンネル」と覆道でつながっているため、車で通ると一つのトンネルのようになっています。 |
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北側の坑門は国道の旧道から見ることが出来ますが、機械室のような建物や木に邪魔されてうまく写真が撮れません。 | |
国道を通る人からは見ることが出来ませんがちゃんと扁額が取り付けられています。しかし、これまた撮影がしにくい… | |
北側の入口を覆道内部より見た写真です。明かり窓のあるところが覆道部になります。 | |
「上石津第二トンネル」内部から見た北側入口です。 下り車線の壁にトンネル銘板らしきものがあるのですが、交通量が多く危険なので写真は撮っていません。 |
「上石津第二トンネル」の南側は坑門です。 覆いのある橋の反対側は「上石津第三トンネル」と接続されています。 こちら側の坑門に扁額は取付けられていないようです。 |
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南側より見た「上石津第二トンネル」の入口部です。 第二トンネル自体は短いトンネルですが、前後に別のトンネルが接続しているせいなのか2機のターボファンが天井に取り付けられています。 |
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南側から見たトンネル内部です。 | |
南側入口のトンネル銘板です。歩道のある上り線側の壁に取り付けられています。 | |
トンネルとは関係ありませんが、北側入口近くにある旧道の開通記念?の石碑です。 左側の石碑には「工兵第三大隊爆破 大正十二年七月竣工記念」、右側の石碑には「道路改修記念碑 岐阜県知事上田萬平書」とあります。工兵第三大隊は大正十二年当時だと名古屋に駐留していた部隊のようです。また上田萬平氏は第16代の岐阜県知事で任期は大正10年〜大正12年だったようです。 |
初稿:2011年9月11日