金山トンネル

トンネル名称 金山(かなやま)トンネル
路線名 国道41号線
所在地 岐阜県下呂市金山町渡
延長(m) 217m
道路幅員(m) 8.0m
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) 0.0m
有効高(m) 3.7m
竣工年度 1965年(昭和40年)
壁面 覆工 セメント系 パネル張り
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 歩行者通行止め、自転車・軽車両通行止め
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
調査日 2014年6月1日



 岐阜県下呂市金山町にある国道41号線の「金山トンネル」です。
 下呂市金山町の市街地を通る幹線国道のトンネルですが、トンネルの完成が昭和40年代初頭と古い(国道41号線全線を通しても現役トンネルとしては古い部類になります)こともあり、幅が狭く歩道が無いため歩行者や自転車などの通行は禁止されています。


南西側(名古屋方面側)
 西側より見た「金山トンネル」です。
 トンネル手前最後の民家より先は、歩行者、自転車、軽車両は通行止めとなります。トンネル手前の橋は幅が狭く路肩が全くありません、またこのあたりは交通量が多くかなりのスピードを出した自動車が引っ切り無しに行き交っています。
 西側の坑門です。
 西側の扁額です。扁額の文字はゴシック体のような書体で書かれています。
 西側より見たトンネル内部です。
 以前は西側入口付近の内壁に小さなトンネル銘板があったのですが、前出のようにトンネル内は歩行者通行禁止ということで写真が撮りづらく撮影を先延ばしにしていたところ、いつの間にか無くなってしまいました。おそらくは盗難に遭ったものと思われます。

北東側(富山市方面側)
 東側より見た「金山トンネル」です。写真の左側に見える道路は旧道で、トンネル内は歩行者や自転車は通行禁止ですのでこの旧道を通行することになります。
 「大型車頭上注意」の標識からもトンネルが現在の規格からすると小さいことが伺われます。
 東側の坑門です。昭和中期のトンネルらしく装飾が一切無く、まさにコンクリートの塊といった感じの坑門です。
 ほとんど見えませんが東側の扁額です。反対側と同じ物のようです。
 何に使っていたのか分かりませんが、トンネル天井部にはリング状の金具が取り付けられています。
 東側より見たトンネル内部です。内壁裾部にはスチール製のパネルが設置されています。


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初稿:2014年6月15日