カンノセ合掌隧道

トンネル名称 カンノセ合掌(かんのせがっしょう)隧道
路線名 国道417号線
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町徳山
延長(m) 1462m(注1)
道路幅員(m) 8.5m
車道幅員(m) 5.5m
歩道等(m) 1.5m
有効高(m) 4.7m
竣工年度 2006年(平成18年)6月(注2)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限
その他
データは「岐阜県のトンネル」より
(注1)トンネル銘板より
(注2)西側のトンネル銘板より
調査日 2011年9月10日



 岐阜県揖斐郡揖斐川町にある国道417号線の「カンノセ合掌隧道」です。国道417号線の徳山ダム周辺の区間は徳山バイパスと呼ばれ、徳山ダム建設に伴う国道の付替え道路です。徳山バイパスにはいくつかのトンネルが有りますがそのいずれも「トンネル」ではなく「隧道」と称しています。またトンネル名自体も旧徳山村由来の地名や伝承などから取られており一風変わった名称となっています。
 トンネル名はかつて付近の揖斐川にあった「カンノセ岩」と、川辺の街道を行き交う人々がその岩に向かい手を合わせていたということに由来しています。


東側(岐阜市方面側)
 東側より見た「カンノセ合掌隧道」です。トンネル手前の橋は「漆谷上原橋」といいます。
 東側の坑門です。
 面壁型の坑門で表面は化粧パネル仕上げとなっています。
 東側の扁額です。
 東側坑門のトンネル銘板です。反対側坑門の銘板とは記載内容が若干異なります。
 東側より見たトンネル内部です。

西側(福井県方面側)
 西側より見た「カンノセ合掌隧道」です。
 トンネル手前から右側(徳山湖側)に道路が分岐していますが、これは展望台へ向かう道です。
 西側の坑門です。
 西側の扁額です。
 西側坑門のトンネル銘板です。反対側坑門の銘板より完成日が1年以上後になっています。
 西側より見たトンネル内部です。

建設中の写真
 建設中の「カンノセ合掌隧道」…だと思います。現在は湖底に沈んでしまった国道417号の旧道から写した写真で、写真中央右端にトンネルの坑口が写っています。(2006/4/16)
 坑口のアップです。周りの地形から「カンノセ合掌隧道」の西側だと思います。
 ネット調べただけではよく分からないのですが、たぶん写真中央に写っているのが「カンノセ岩」なのだと思います。(2005/11/13)


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初稿:2015年05月16日