岸奥トンネル
トンネル名称 | 岸奥(きしおく)トンネル | |
路線名 | 国道360号線 | |
所在地 | 岐阜県飛騨市宮川町落合 | |
延長(m) | 909m | |
道路幅員(m) | 7.5m | |
車道幅員(m) | 6.5m | |
歩道等(m) | 0m | |
有効高(m) | 4.5m | |
竣工年度 | 1984年(昭和59年)9月 | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | ||
その他 | ||
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による (注1)現地名板より |
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調査日 | 2011年10月1日 |
「岸奥トンネル」は岐阜県北部の飛騨市宮川町(2004年までは吉城郡宮川村)にある国道360号線のトンネルです。 飛騨市宮川町あたりの国道360号線は越中西街道と呼ばれる古い街道を元としており、昭和の時代にはその多くの区間は宮川沿いの狭く急カーブの連続する所謂「酷道」でした。しかし、近年はトンネルと橋を主体としたバイパス工事か進められており、2000年には細入バイパスの開通により冬季閉鎖が解消され通年通行が可能となりました。 |
東側より見た「奥岸トンネル」です。 | |
東側の坑門です。トンネルの坑門には洞門が接続しており外からはよく見えません。 トンネル直前に上の写真に写っているダムへ向かう道(おそらく旧道)が接続しています。 |
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トンネル坑門に洞門がくっ付いてしまっている為、扁額はトンネル内部の壁に取付けられています。 | |
扁額のアップです。 通常の坑口上部に取付けられているものより小振りです。 |
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東側のトンネル銘板です。 | |
東側より見たトンネル内部です。 |
西側より見た「奥岸トンネル」です。 右のトンネルはJR高山本線のものです。 |
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西側も洞門がトンネルとくっ付いています。 | |
西側の坑門です。 丁度写真を撮っている位置に洞門の開口部があり、旧道と思われる道が接続しています。 |
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西側の扁額もトンネル内壁に取付けられています。 トンネル開通当初からこの位置にあったのかはよく分かりません。 |
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西側扁額のアップです。 | |
西側のトンネル銘板です。 東側の銘板には1983年6月完成とありましたが、こちらは1984年9月完成となっています。施工業者も異なっているので両方から別々の業者が堀進んだのでしょうか。 |
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西側より見たトンネル内部です。 |
初稿:2012年1月1日