小坂久々野トンネル

トンネル名称 小坂久々野(おさかくぐの)トンネル
路線名 国道41号線
所在地 岐阜県下呂市小坂町門坂
延長(m) 1511m(注1)
道路幅員(m)
車道幅員(m)
歩道等(m)
有効高(m)
竣工年度 2011年(平成23年)?
壁面 覆工 セメント系 内装あり(パネル張り)
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 歩行者、軽車両通行止め
その他  
(注1)トンネル標識より
調査日 2014年6月14日、2011年8月12日



 岐阜県下呂市にある国道41号線の「小坂久々野トンネル」です。国道41号線の下呂市小坂町と高山市久々野町の間は異常気象時通行規制区間が10kmに渡り設けられており、さらに下呂市と高山市との境界付近は他に迂回路も無く通行規制が実施されると交通が完全に遮断されてしまいます。この通行規制区間を短くするために建設されたのが小坂久々野バイパスで「小坂久々野トンネル」は2.2kmのバイパス区間の中心的建造物となっています。


南側(下呂市側)
 南側より見た「小坂久々野トンネル」です。
 トンネル手前は飛騨川を渡る「がいばら大橋」となっています。「がいばら大橋」より先が久々野バイパスとなりますが、バイパス区間は歩行者及び軽車両は通行止めとなっておりこれより先に進んで写真を撮ることが出来ません。
 南側の坑門です。最近よく見かける面壁型と突出型の合いの子のようなタイプの坑門です。
 途中の待避所から写したトンネル内部です。高山市方面を向いて写しています。

北側(高山市側)
 北側より見た「小坂久々野トンネル」です。左側の道路は従来からの国道です。バイパス開通後も格下げは行われておらず現在でも国道指定されています。
 トンネル北側もすぐ橋(新牛牧谷橋)になっています。
 北側の坑門です。歩行者通行止めとなっていますのでトンネル内には入れません。
 このトンネル扁額はなく白地にトンネル名と長さを書いた標識があるのみです。
 北側より見たトンネル内部です。





2011年8月 南側
 2011年8月時点の「小坂久々野トンネル」工事現場です。
 トンネル本体は既に貫通していますがまだ「がいばら大橋」は架かっていません。 
 トンネルの掘削は北側より掘り進めたようです。


2011年8月 北側
 北側より見た「小坂久々野トンネル」の工事現場です。
 これよりもう少し前の頃には坑門手前にいくつか大型の機械が設置され、写真の坑門内の扉にある丸い穴には換気用のダクトが接続していました。
 掘削作業が終わりとりあえず作業が一段落したといった時期でしょうか。


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初稿:2015年01月11日