新北山トンネル

トンネル名称 新北山(しんきたやま)トンネル
路線名 国道303号線
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町北方
延長(m) 1380m
道路幅員(m) 9.2m
車道幅員(m) 5.9m
歩道等(m) 0.0m
有効高(m) 5.0m
竣工年度 1977年(昭和52年)12月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 高さ制限4.3m、自転車通行止め
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
(注1)トンネル銘板より
調査日 2011年1月3日



 岐阜県揖斐郡揖斐川町にある国道303号線の「新北山トンネル」です。国道303号線は岐阜市から北西に進み滋賀県の琵琶湖北端を通り、福井県の若狭町へと続く道です。このトンネルのある区間は国内最大級の大きさの徳山ダムへと続く国道417号線との重複区間でもあります。


南側(岐阜市方面側)
 南側より見た「新北山トンネル」です。
 左側には旧トンネルの「北山隧道」があります。
 南側の坑門です。装飾のないコンクリート製で大きな面壁型の坑門は昭和50年代くらいのトンネルに多く見られる特徴です。
 南側の扁額です。
 南側坑門に取り付けられているトンネル銘板です。トンネルの両側より別の建設会社が工事を請負ったようで、「工事延長」はトンネルの全長ではなく各建設会社が請負った工区分の長さのようです。
 南側より見たトンネル内部です。両側に側溝があり路面より一段高くなっています。一見幅の狭い歩道のようにも見えますが各資料には歩道=0mとなっているので歩道扱いではないようです。

北側(滋賀県方面側)
 北側より見た「新北山トンネル」です。
 「新北山トンネル」の北側は四角い坑口をしています。
 反対側の写真を撮っている時は気が付きませんでしたが、トンネル内は自転車通行止めとなっています。自転車は写真右側に見えている旧道を通行しなければならないようです。
 トンネルの北側は洞門のような形をした突出型の坑門をしています。
 北側の扁額です。
 北側坑門にあるトンネル銘板です。反対側の銘板とは延長や施工者などが異なっています。
 北側より見たトンネル内部です。


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初稿:2014年2月8日