高牧トンネル

トンネル名称 高牧(たかまき)トンネル
路線名 国道360号線
所在地 岐阜県飛騨市宮川町高牧
延長(m) 731m
道路幅員(m) 10.9m
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) 3.4m
有効高(m) 6.4m
竣工年度 1996年(平成8年)10月
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限  
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
調査日 2011年8月12日



 「高牧トンネル」は岐阜県北部の飛騨市宮川町(2004年までは吉城郡宮川村)にある国道360号線のトンネルです。
 飛騨市宮川町あたりの国道360号線は越中西街道と呼ばれる古い街道を元としており、昭和の時代にはその多くの区間は宮川沿いの狭く急カーブの連続する所謂「酷道」でした。しかし、近年はトンネルと橋を主体としたバイパス工事か進められており、2000年には細入バイパスの開通により冬季閉鎖が解消され通年通行が可能となりました。
 「高牧トンネル」は丸山バイパスに属し、国道改良工事のうち比較的早くに開通したバイパス区間のトンネルになります。

東側より(富山方面)
 東側より見た「高牧トンネル」です。
 手前に架かる橋は「宮川新大橋」で、写真左に写っている細い道路は国道の旧道になります。
 「宮川新大橋」より「高牧トンネル」を望みます。
 橋のすぐ下流側には「打保ダム」があります。
 「高牧トンネル」東側の坑門です。
 坑門にはウグイスのレリーフが描かれています。ウグイスは旧宮川村の村の鳥に制定されていました。
 東側の扁額です。
 東側より見たトンネル内部です。
 下り線側に柵付の歩道が設けられています。
 トンネル銘板です。
 この辺りの国道360線のトンネルと同じく、銘板は片側の坑門にしか取付けられていません。


西側より(高山方面)
 西側より見た「高牧トンネル」です。
 右の道路は旧道っぽく見えますが違います。国道の旧道は川の対岸を走っています。
 「高牧トンネル」西側の坑門です。
 こちらの壁面にはミズバショウのレリーフがあります。ミズバショウは旧宮川村の村の花でした。
 西側の扁額です。
 西側より見たトンネル内部です。


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初稿:2011年8月27日