高根トンネル

トンネル名称 高根(たかね)トンネル
路線名 国道361号線
所在地 岐阜県高山市高根町上ヶ洞
延長(m) 1981m
道路幅員(m) 8.5m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m)  
有効高(m) 4.7m
竣工年度 2016年11月(平成28年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限  
その他  
データは南側のトンネル銘板より
調査日 2018年4月28日



 岐阜県高山市にある国道361号の「高根トンネル」です。国道361号線の高根第一ダム沿いは道幅が狭く曲がりくねった道路が続き、その間に上ヶ洞1号トンネルから上ヶ洞4号トンネルまでの4つのこれまた古くて狭いトンネルを擁する区間でした。これらをバイパスし通行を飛躍的に改善させるために作られたのがこの高根トンネルです。
 高根トンネルは2017年(平成29年)4月27日に開通しましました。


西側(高山市街方面側)
 西側より見た「高根トンネル」です。右に曲がる道は旧道で上ヶ洞1号トンネルを抜けて高根第一ダムへと向かいます。
 トンネル直前で黍生(きびゅう)川を橋で渡ります。
 黍生川を渡る橋は上ヶ洞大橋と言います。
 西側の坑門です。
 西側の扁額です。
 西側入口のトンネル銘板です。最近のトンネルによく見る工区ごとの銘板で反対側の入口の物とは記載内容が異なります。またトンネル名が仮称時代のままとなっています。
 トンネル内部です。1kmを超すトンネルなので内部には非常駐車帯が設けられています。
 建設中の高根トンネルです。この当時は上ヶ洞トンネルと呼称されていました。(2014年8月13日)
 坑口のアップです。まだ扁額は取り付けれておらず、坑門上には化粧木と呼ばれる厄災除けが飾られています。

南側(長野県方面側)
 南側より見た「高根トンネル」です。
 反対側の坑口は西を向いて口を開けていますがトンネル内部で大きくカーブしているので長野方面側の坑口は南を向いて口を開けています。
 こちら側もトンネルの前は橋になっています。
 南側の坑門です。坑門は道路に対して斜めになっておりかなり突出していますが自動車で国道を走行していると気が付かないかもしれません。またトンネルの前を横切るのは旧道ですが向かって右側は廃道となり閉鎖されています。
 横から見ると坑門が突出しているのがよく分かります。
 南側の扁額です。反対側の扁額と同じ書体のようです。
 南側入り口にあるトンネル銘板です。記載内容が反対側の銘板とは異なります。
 南側より見たトンネル内部です。


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初稿:2019年06月23日