高山谷トンネル

トンネル名称 高山谷(たかやまだに)トンネル
路線名 国道303号線
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬
延長(m) 286m
道路幅員(m) 9.8m
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) 2.3m
有効高(m) 4.3m
竣工年度 1997年(平成9年)9月
壁面 覆工 セメント系
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
調査日 2009年1月11日



 「高山谷トンネル」は国道303号線、岐阜県揖斐郡揖斐川町にあるトンネルです。
 トンネルのある揖斐川町坂内地区は、平成の大合併以前は坂内村という人口約600人余りの山間の小さな村でした。その小さな村にとって国道303号線は重要な交通路ですが、300番台の番号を持つこの国道は長らく未改良区間を多く持ついわゆる「酷道」でした。地域交通の改善のため、バイパス、トンネルの新設工事が行われ、2008年の川上八草バイパス、金居原バイパスの完成により全線の改良が完成しました。

 岐阜県方面側より高山谷トンネルを望みます。
 面壁型の坑門が山の斜面より突出していてその上を旧道が通っています。こういうタイプの坑門も面壁型というのか、あるいは突出型の一種なのか自分にはよく分かりません…。
 坑門の壁面には、石積み調の模様と龍のレリーフが取り付けられています。龍は旧坂内村内にある夜叉ヶ池の龍神伝説に由来する物でしょうか。
 岐阜市方面側の扁額です。
 滋賀県方面側より見た高山谷トンネルです。
 こちら側には岐阜市方面側とは違った図柄のレリーフが取り付けられています。
 滋賀県方面側入り口の扁額です。
 トンネル銘板です。
 トンネル内部です。
 滋賀県方面側より岐阜市方面側を向いて写しています。
 トンネル内は一直線で、片側に歩道があります。


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初稿:2010年12月11日