塚白椿隧道

トンネル名称 塚白椿(つかしろつばき)隧道
路線名 国道417号線
所在地 岐阜県揖斐郡揖斐川町塚
延長(m) 3330m
道路幅員(m) 8.5m
車道幅員(m) 5.5m
歩道等(m) 1.5m
有効高(m) 4.7m
竣工年度 2006年(平成18年)3月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限
その他  
データは「岐阜県のトンネル」より
(注1)トンネル銘板より
調査日 2011年9月10日



 岐阜県揖斐郡揖斐川町にある国道417号線の「塚白椿隧道」です。国道417号線の徳山ダム周辺の区間は徳山バイパスと呼ばれ、徳山ダム建設に伴う国道の付替え道路です。徳山バイパスにはいくつかのトンネルが有りますがそのいずれも「トンネル」ではなく「隧道」と称しています。またトンネル名自体も旧徳山村由来の地名や伝承などから取られており一風変わった名称となっています。
 「塚白椿隧道」は徳山バイパス最長のトンネルでその名前はトンネルのある旧徳山村の塚地区と、そこに伝わる「宮山の白椿」という民話からとられています。


東側(岐阜市方面側)
 東側より見た「塚白椿隧道」です。
 ふと湖側を見るとかつての作業道なのでしょうか、幅の狭い道路が幾つものヘアピンカーブを描きながら水中に没していました。
 東側の坑門です。
 東側の扁額です。
 東側坑門のトンネル銘板です。長いトンネルなので工区を分けて両側から掘ったのでしょう、反対側の坑門の銘板とは完成年や施工の記載内容が異なっています。
 東側より見たトンネル内部です。

西側(福井県方面側)
 西側より見た「塚白椿隧道」です。
 現在のところ(平成27年5月時点)国道417号線の岐阜県内区間はこの「塚白椿隧道」までで、この先の福井県へは塚林道を経由して行くことになります。
 西側の坑門です。
 西側の扁額です。
 西側坑門のトンネル銘板です。反対側のトンネル銘板とは記載内容が異なります。
 西側より見たトンネル内部です。このトンネルは写真のようによく内部に霧が発生します。


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初稿:2015年05月17日