下呂関トンネル

トンネル名称 下呂関(げろせき)トンネル
路線名 美濃東部農道
所在地 下呂市金山町菅田笹洞
延長(m) 700m(注1)
道路幅員(m) 8.0m(注1)
車道幅員(m) 6.5m(注1)
歩道等(m)  
有効高(m) 4.7m(注1)
竣工年度 2005年(平成17年)7月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし(注2)
路面 セメント系(注2)
照明 あり(注2)
通行制限  
その他  
(注1)現地名板より
(注2)現地目視による
 
調査日 2010年7月24日、2012年1月3日



 下呂市金山町(旧益田郡金山町)と関市上之保(旧武儀郡上之保村)との境目辺りにある美濃東部農道のトンネルです。
 美濃東部農道は、中央自動車道・恵那ICと東海北陸自動車道・美並ICとを結ぶ延長78kmに及ぶ農道で、2012年度完成を目指して建設中で下呂関トンネルはそのうちの2010年5月に暫定開業した区間にあります。
 このトンネル、新しいにもかかわらず銘板が無いので竣工年や延長などが分かりません。トンネル本体工事は2007年4月には既に終了していました。また延長はおおよそ700mくらいです。
 2012年1月に再訪したところ、以前はなかったトンネル銘板が取付けられていました。

 下呂市側の入り口です。
 美濃東部農道は金山町市街地へと続く予定ですが、下呂関トンネル〜金山市街まではまだ建設中なので、トンネルを出ると細い生活道になります。
 トンネル手前で左に分かれる道が元からの道路で、r58関金山線方面へ続いています。
 坑門です。
 まだ新しい割りになんとなく薄汚れています。
 扁額です。
 字の良し悪しはよく分かりませんが、なんとなく拙いような気がするので最近よく見られる地元の子供からの公募による物かもしれません。
 トンネル内部はほぼ全線に渡りカーブしています。
 また途中で下呂市と関市を跨いでします。
 関市側の坑門です。
 この先道路は長い坂を下り、r85金山上之保線を立体交差で横切ります。
   
 2007年4月時の下呂関トンネルです。
 上から3番目の写真とほぼ同じ位置からの撮影です。


2012年1月 東側(下呂市側)
 1年半ぶりぐらいに下呂関トンネルを見に来たところ、ちょっとした変化がありました。
 以前はなかったトンネル銘板が取り付けられていました。取り付けの為のスペースも無かったので、コンクリートの壁面を切り欠いたうえ銘板をはめ込んでいます。
 トンネル内の下呂市と関市との境界を示す行灯式の表示です。これは以前からあったのですが写真を撮っていなかったので今回撮ってきました。
 表示器です。行灯式で反対側は「下呂市」となっています。


2012年1月 西側(関市側)
 西側の坑門にも新たに銘板が取り付けられていました。
 西側のトンネル銘板です。
 (独)緑資源機構という見慣れない表記が目を引きます。
 下呂市と関市の境界を関市側より見た写真です。
 市境を示す表示器です。上の写真と同じ物を反対側より写したものです。


岐阜県のトンネル一覧へ


初稿:2010年7月31日
写真追加:2012年1月3日