黒川東白川トンネル

トンネル名称 黒川東白川(くろかわひがししらかわ)トンネル
路線名 美濃東部農道
所在地 岐阜県加茂郡白川町黒川
延長(m) 2070m(注1)
道路幅員(m) 8.0m(注1)
車道幅員(m) 6.5m(注1)
歩道等(m)  
有効高(m) 4.7m(注1)
竣工年度 2010年(平成22年)8月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装あり(パネル張り)(注2)
路面 セメント系(注2)
照明 あり(注2)
通行制限  
その他  
(注1)現地名板より
(注2)現地目視による 
調査日 2012年1月14日、2012年12月23日



 「黒川東白川トンネル」は東部美濃農道のトンネルで岐阜県加茂郡白川町と同郡東白川村とを結ぶ無反峠の下を通っています。
 東部美濃農道は恵那市と郡上市美並町とを結ぶ農道で平成24年11月に全通が予定されています。全長は72qに及びますが途中には既存の道路との重複区間も多く恵那〜下呂金山町の区間ではこのトンネルが一番目立つ施設となります。

南側(白川町黒川側)
 南側(白川町側)より見た「黒川東白川トンネル」です。トンネルの手前には黒川という川が流れています。
 左に見える東屋の奥に開通記念碑があります。
 トンネル手前で県道70号線の旧道と交差します。
 「黒川東白川トンネル」南側の坑門です。
 南側の扁額です。
 南側のトンネル銘板です。
 南側より見たトンネル内部です。側壁部にタイル風のパネルが取り付けられています。
 2000mを超すトンネルなので途中に待避所が設けられています。
 トンネルは加茂郡白川町と加茂郡東白川村とに跨っており、境界部には行灯式の表示灯が設けられています。
 表示灯の拡大写真です。美濃東部農道のトンネルで市町村の境界を跨ぐものにはみな同様の物が取り付けられています。


北側(東白川村側)
 美濃東部農道は県道62号線から分岐すると割と急な上り坂の連続となり一気に200m以上を登ります。
 「黒川東白川トンネル」北側の坑門です。
 面壁型の坑門で美濃東部農道の他のトンネルと共通のデザインです。
 北側の扁額です。
 北側のトンネル銘板です。
 北側より見たトンネル内部です。
 東白川村側より見た境界表示灯です。






2012年1月(供用前) 南側(白川町黒川側)
 「黒川東白川トンネル」の南側です。現在トンネルとつながっている道はr70の旧道です。
 トンネルの前は割り堀となっています。
 南側の坑門です。東部美濃農道の他のトンネルと同じ化粧パネル付のコンクリート製です。
 南側の扁額です。
 南側の坑門についているトンネル銘板です。
 延長2070mは東部美濃農道のトンネルでは最長です。
 南側より見たトンネル内部です。歩道がないので延長が2kmを超えるトンネルの割にこじんまりとした感じがします。
 トンネルの向い側ではr70と接続する為に黒川を渡る橋梁を建設している最中でした。


2012年1月(供用前) 北側(東白川村側)
 東白川村内をはしるr62から分岐して、新たに建設された農道に入ってきました。
 写真左に少し写っているコンクリート製の橋は無反峠へ続く林道のものです。
 北側の坑門です。坑門脇には工事車両向けに20q/h制限の看板が置かれています。
 北側の扁額です。
 北側に付いているトンネル銘板です。
 北側より見たトンネル内部です。すでに照明装置は取り付けられていますがまだ工事の全てが終わっている訳ではなさそうです。


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初稿:2012年1月22日
供用後追加:2013年1月7日