(仮)三日市隧道

トンネル名称 三日市隧道
路線名  
所在地 郡上市美並町三戸
延長(m) 37m 
道路幅員(m) 5.3m
車道幅員(m) 4.3m
歩道等(m) なし
有効高(m) 3.0m
竣工年度 大正14年
壁面 内装なし 覆工(注1)
路面 アスファルト系
照明 なし
通行制限  
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
(注1)現地目視による
調査日 2007年6月23日



 郡上市内をはしる国道156号線の「三日市トンネル」の横にあるトンネルです。大正時代に建設された古いトンネルですが、現地に銘板の類がなく正式名称はよく分かりません。資料には現道トンネルと同じ「三日市トンネル」とありますが、これと区別するためここでは「三日市隧道」と仮に名前を付けさせてもらいます。

 北側の入り口です。国道156号線の「三日市トンネル」入り口脇から伸びる細い崖沿いの道をたどると「三日市隧道」が現れます。
 トンネル横の斜面は大きく崩れており、今度がけ崩れが起きたら三日市隧道も何かしらの被害を受けそうです。
 上の写真では陰になっていて見づらかった坑門です。コンクリート製のシンプルなものです。資料では大正14年建設とありますがデザイン的には昭和2,30年代の物にも見えます。素掘りトンネルが後年になってコンクリート覆工されたのかもしれません。
 扁額は見当たりませんでした。付いていたような跡もないので元々無いのでしょう。普通扁額がある位置からは木が生えてきています…
 トンネル内部です。短いトンネルですが南側の出口付近でカーブしています。
 南側の入り口です。北側は民家も無い崖沿いの道ですが、こちら側はトンネル付近まで民家が建っています。


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初稿:2007年07月07日