瀬田トンネル

トンネル名称 瀬田(せた)トンネル
路線名 岐阜県道381号多治見八百津線
所在地 岐阜県可児市瀬田
延長(m) 49.0m
道路幅員(m)  
車道幅員(m) 4.1m
歩道等(m)  
有効高(m) 3.5m
竣工年度 昭和8年(1933年)
壁面 覆工
路面 セメント系
照明  
通行制限
その他 開削、廃トンネル
データは特記なき場合は「日本全国隧道リスト」より
調査日 2011年4月17日



 「日本全国隧道リスト」によると、可児郡可児町内(現在の可児市)に一般県道多治見八百津線のトンネルとして「瀬田トンネル」というのが記載されています。一般県道多治見八百津線は現在でも県道381号多治見八百津線として健在ですが、その沿線にそれらしきトンネルは見当たりません。どうやら、消滅してしまった廃トンネルのようです。
 手元にあった昭和34年発行の地図、国土地理院発行の1/5万「美濃太田」を見てみますと、現在の花フェスタ記念公園のある辺りにトンネルの記号があります。これが「瀬田トンネル」でしょう。
 国土地理院国土変遷アーカイブの航空写真を見てみますと、1982年(昭和57年)の写真では近くの羽生ケ丘住宅地が造成の真っ最中でトンネルはまだ健在のようです。しかし、5年後の1987年(昭和62年)の写真では県道多治見八百津線の拡幅工事が行われた後でトンネルの有った場所はすでに割り堀になってしまっています。

 岐阜県可児市瀬田にある「羽生ケ丘1」交差点です。
 写っている道路は岐阜県道381号多治見八百津線で、奥の方が北で八百津町方面になります。
 「瀬田トンネル」あったと思われる辺りです。
 道路右側は花フェスタ記念公園の敷地になります。
 道はゆるい峠になっています。
 写真の辺りにトンネルがあったと思われるのですが、痕跡は見当たりませんでした。
 峠の頂上を越え反対側から見てた写真です。


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初稿:2011年4月17日