ときわ歩道トンネル「ドリーム」

 本トンネルは、岐阜市に合併する以前の常盤地区が村の事業として昭和11年に建設したものを、
近年の急激な交通量の増加とトンネルの老朽化により非常に危険となったため、北側に別ルート
の車道トンネルを新たに設け、平成5年4月に開通後、PCL工法により再覆工することにより新し
く自転車歩行者専用トンネルとして、平成6年3月に生まれ変わりました。
 地区住民に永年利用され、親しまれた、ふるさとの思い出がつまった本トンネルの整備にあた
り、常盤小学校児童(平成5年度435名)のアンケートによりトンネル名称を「ドリーム」とし、児童
達の筆による銘板と、児童達の共同制作による12枚の壁画を設置し、子供達に新しい思い出と夢
を与えるよう配慮しました。
 児童達がトンネルづくりに関わったことが「ふるさとづくりに対する認識を高め、それを施設整
備に反映させる努力が重ねられている……」と評価され、平成6年度の建設省建設経済局主催「幸
づくり郷土賞」を受賞しました。
岐阜市