大矢田隧道

トンネル名称 大矢田隧道
路線名 県道290号上野関線
所在地 美濃市大矢田
延長(m) 347m
道路幅員(m) 6.5m
車道幅員(m) 4.5m
歩道等(m) 1.0m
有効高(m) 4.5m
竣工年度 昭和47年(注1)
壁面 覆工
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
(注1)竣工年は現地の銘板より
調査日 2007年6月19日



 美濃市西部にある「大矢田隧道」です。現地の完成記念碑によると昭和8年にこの地に初めてトンネルが開通し、その後昭和47年に拡幅改良して現在の大矢田トンネルになったとのことです。拡幅前の旧トンネルはトンネル大鑑によると全長343m、幅2.5m、高さ3.5m、素掘り(一部覆工)といった概要だったようです。

 南側の坑門です。昭和中期建設のコンクリート製の坑門です。扁額より上は表面処理を変えているようにも見えますが、汚れと傷みでよく分からないです。
 扁額です。時期的には「トンネル」と名乗ってもよさそうですが「隧道」となっています。旧トンネルの名称を引継いでいるのかもしれません。
 トンネル内部です。片側に狭い歩道があります。
 北側の坑門です。トンネル手前はカーブになっています。
 トンネル銘板です。
 南側坑門の近くにある完成記念碑です。裏には要約すると、「昭和8年に地元住民の悲願だった大矢田隧道が完成したが、交通事情の変化により昭和47年に二車線化拡幅工事を行った」といったことが書かれています。


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初稿:2007年06月24日