梅谷片山トンネル

トンネル名称 梅谷片山(うめたにかたやま)トンネル
路線名 岐阜県道53号岐阜関ヶ原線
所在地 岐阜県揖斐郡池田町片山
延長(m) 2156m
道路幅員(m) 9.8m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m) 2.8m
有効高(m) 4.7m
竣工年度 2009年(平成21年)9月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし(注2)
路面 セメント系(注2)
照明 あり(注2)
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は「岐阜県のトンネル」より
(注1)トンネル銘板より
(注2)現地目視による
調査日 2011年1月3日



 岐阜県不破郡垂井町と揖斐郡池田町との境にある「梅谷片山トンネル」です。
 県道53号岐阜関ヶ原線は岐阜市の中心部から西に延び関ヶ原町へ向かう道で、国道21号線と並走しこれを補完する役割を担っています。その53号線内で、垂井町と池田町との境は自動車のすれ違い困難な区間が続く狭隘区間でした。これを解消するために建設されたのが「梅谷片山トンネル」で、2004年に着工し2010月4月に開通しました。

東側(池田町側)
 池田町側より見た「梅谷片山トンネル」です。
 写真右側には道の駅池田温泉があります。
 東側の坑門です。半突出型(だと思います…)をしています。
 全長2kmを超えるトンネルですが、実に素っ気無い外見をしています。
 扁額は無く標識が立てられているのみです。
 東側坑口のトンネル銘板です。
 トンネル名が完成前の仮称である「梅谷トンネル」となっています。
 東側から見たトンネル内部です。上り線側に歩道が設けられています。


西側(垂井町側)
 東側(垂井町側)より見た「梅谷片山トンネル」です。
 トンネル名は、トンネルの垂井町側の地名「梅谷」と、池田町側の「片山」を合わせたものです。
 西側の坑門です。竹割型をしています。
 こちら側も扁額は無く、標識があるのみです。
 西側のトンネル銘板です。工区別の銘板のようで反対側とは完成年など記載内容が異なっています。
 西側より見たトンネル内部です。
 長いトンネルなので途中には何ヶ所か非常駐車帯が設けられています。


建設中(2007年7月)
 建設中の西側(垂井町)側の様子です。この時点(2007年7月)で既に反対側の池田町側坑口はトンネル工事を終了していました。
 工事中の西側坑口です。
 坑口の上部に鳥居の上の部分の様な物がのっています。厄災除けのまじないか何かでしょうか。


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初稿:2014年5月31日