東二口第一隧道

トンネル名称 東二口第一(ひがしふたくちだいいち)隧道
路線名 国道157号線
所在地 石川県白山市東二口
延長(m) 380m
道路幅員(m) 8.0m
車道幅員(m) 6.0m
歩道等(m) 0.8m
有効高(m) 4.7m
竣工年度 1977年(昭和52年)11月(注1)
壁面 覆工 セメント系 内装なし
路面 セメント系
照明 あり
通行制限
その他  
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
(注1)トンネル銘板より
調査日 2009年8月23日



 石川県にある国道157号線の「東二口第一隧道」です。このトンネルは北陸地方有数の大きさを誇る手取川ダムの脇にあり、その途中には手取川ダム堰堤へ向かう洞内分岐が存在します。
 「東二口」という一風変った名前は地名からです。


北側
 北側より見た「東二口第一隧道」です。左側に見えているのは北陸地方最大のロックフィルダムである手取川ダムです。
 トンネルのある国道157号線は岐阜と福井の県境周辺がいわゆる「酷道」として全国的に有名ですが、この辺りはよく整備された快走路で福井県と石川県とを結ぶ幹線路となっています。
 「東二口第一隧道」の北側の坑門です。
 北側の扁額です。一文字ずつ独立したタイプで御影石で出来ているようです。
 北側にあるトンネル銘板です。反対側の坑門には無かったと思います。
 北側より見たトンネル内部です。

南側
 南側より見た「東二口第一隧道」です。
 南側の坑門です。両側の坑門とも突出型の坑門をしています。
 南側の扁額です。ちょっとくずした書体で書かれているので、知らないと「東」と読めないかも。
 南側より見たトンネル内部です。
 トンネル内の分岐部です。
 写真では光で潰れてしまってなんだか分かりませんが、分岐部には「手取川ダム」と書かれた行灯式の表示があります。

手取川ダム方面側
 洞内分岐部分です。車の出入りがし易いよう合流部が広げてあります。
 分岐部の天井にある表示灯です。
 分岐の入り口部分には蛇腹式の門が設置されています。
 手取川ダムへのトンネルは照明が蛍光灯になっています。
 振り返って写した写真です。分岐部の突き当りにはミラーが設置されています。
 分岐トンネルの出口です。分岐部に行灯式の表示まで出ていたのに、ここにきて「関係者以外進入禁止」の看板が出ています。
 分岐トンネルの入り口です。ロックシェードの柱が丁度鳥居のような感じになっています。



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初稿:2013年6月16日