入山隧道・新入山隧道
トンネル名称 | 入山(にゅうやま)隧道、 新入山(しんにゅうやま)隧道 |
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路線名 | 国道158号線 | |
所在地 | 長野県松本市奈川 | |
延長(m) | 入山隧道:234m、新入山隧道:138m | |
道路幅員(m) | 入山隧道:6.0m、新入山隧道:6.0m | |
車道幅員(m) | 入山隧道:5.5m、新入山隧道:5.5m | |
歩道等(m) | 入山隧道:0.0m、新入山隧道:0.0m | |
有効高(m) | 入山隧道:4.2m、新入山隧道:4.3m | |
竣工年度 | 入山隧道:1965年(昭和40年)、 新入山隧道:1968年(昭和43年) |
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壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | ||
その他 | ||
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より | ||
調査日 | 2009年9月26日 |
奈川渡ダム横にある国道158号線の「入山隧道」です。幹線道路である国道158号線のトンネル途中から、長野県道26号奈川木祖線へのトンネルが分岐している形になっていますが、実は県道側の入口から国道の松本方面側の出口までが元々の「入山隧道」で、国道の奈川渡ダム側の入口からトンネル内の分岐地点までは「新入山隧道」というトンネルです。 |
西側より見た「入山隧道」です。トンネル手前の建物は梓川デプコ館という東京電力のPR館で、安曇発電所内部の見学が出来たのですが福島第一原発の事故後閉館してしまいました。 | |
西側の坑門です。一面コンクリートの壁にトンネルの坑口が開いています。 | |
西側の扁額です。扁額では「入山隧道」となっていますが、この入口から洞内分岐までは「新入山隧道」です。 | |
西側から見たトンネル内部です。交通が途切れた瞬間を狙って撮影しているので自動車は写っていませんが、上高地という日本有数の観光地へのアクセス道路だけあって交通量は極めて多いです。また、トンネル内部に歩道は無く路肩も非常に狭いので、この中を徒歩で通るのは非常に怖い上危険でもあります。 |
東側はトンネル直前で直角にカーブしています。 | |
トンネル手前にある青看です。「トンネル内分岐」の文字が目を引きます。 迂闊にもこちら側の坑門の写真を撮ってくるのを忘れていました。 |
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東側より見たトンネル内分岐部です。右が国道で、左が県道のトンネルです。 | |
ほとんどの車はみちなりに国道である右側のトンネルへ進んで行きます。しかし左側のトンネルへ進むルートが元々の「入山隧道」で、右側は後年建設された「新入山隧道」です。 | |
分岐部にある行灯式の青看です。 |
トンネル名称 | 入山(にゅうやま)隧道 | |
路線名 | 長野県道26号奈川木祖線 | |
所在地 | 長野県松本市奈川 | |
延長(m) | 263m | |
道路幅員(m) | 6.0m | |
車道幅員(m) | 5.5m | |
歩道等(m) | 0.0m | |
有効高(m) | 4.4m | |
竣工年度 | 1968年(昭和43年) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | ||
その他 | 起点側(岐阜県方面)へ向かって一方通行 | |
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より | ||
調査日 | 2009年9月26日 |
県道側の坑門です。左奥の方に見えているのは一番初めの写真に写っていた梓川デプコ館です。 | |
こちら側からは一方通行により自動車は進入禁止となっています。 | |
県道側坑門の扁額です。 | |
坑門には既に機能していなさそうな信号機と表示機が取り付けられています。(表示機は「トンネル内 事故発生」と書かれています。 | |
トンネル内にある非常電話です。なぜか「新入山トンネル」と書かれています。 | |
トンネル内部です。奥が松本市方面です。 | |
トンネル内分岐部です。 |
初稿:2013年10月5日