小口川第2トンネル
トンネル名称 | 小口川第2トンネル | |
路線名 | 有峰林道 | |
所在地 | 富山県富山市中地山 | |
延長(m) | 373m(注1) | |
道路幅員(m) | ||
車道幅員(m) | ||
歩道等(m) | ||
有効高(m) | ||
竣工年度 | ||
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし(一部あり)(注2) | |
路面 | セメント系(注2) | |
照明 | あり(注2) | |
通行制限 | ||
その他 | ||
(注1)扁額より (注2)現地目視による |
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調査日 | 2009年8月15日 |
富山県富山市の有峰林道にある「小口川第2トンネル」です。有峰林道は富山市南部の山間にある有峰湖(有峰ダムによるダム湖)周辺にある複数の林道の総称で、このトンネルがあるのはそのうちの小口川線となります。またこの林道は有料で通行料は一般的な乗用車で1,800円と少々高めです。 |
西側から見た「小口川第2トンネル」です。トンネル内は信号機による交互通行となっています。 | |
西側の坑門です。コンクリート製の坑門の表面を細く丸い木材で覆っています。 | |
西側の扁額です。一般的なプレート状の物ではなく標識と同じような鉄板で出来ているようです。 | |
西側の入り口を入るとすぐに大きくカーブしています。また内壁全面がパネルで覆われています。 | |
内壁のパネル張りは入り口付近のみで、数十メートル奥に進むと一般的なコンクリート覆工になります。 | |
入り口こそ変っていましたがトンネル中ほどはいたって普通な感じです。 | |
途中すれ違いの為の待避所があります。以前はここで自動車同士の交換が行われていたのかも知れませんが、今は入り口の信号機による交互通行となっているので対向車が来ることはありません。 | |
途中に洞内分岐があります。右に分岐する先は小口川ダムの堰堤になります。 | |
真っ直ぐ進みとりあえず一度外に出ます。 |
東側より見た「小口川第2トンネル」です。左に少しだけ写っている白いコンクリートは小口川ダムの堰堤です。 | |
トンネル手前に信号機がありこれに従いトンネル内に進みます。自動車が信号機に従うのは当然ですが歩行者はどうなんでしょうね?普通なら歩行者も信号に従うのですが、徒歩で青信号のうちに反対側まで出るのは難しい気がするのですが。 | |
東側の坑門です。白いペンキで化粧をしていますが、こちら側の坑門はいかにも昭和3,40年代のダム関連トンネルっぽい質素な作りをしています。 右側のコンクリートと白い覆いは冬季歩道です。 |
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東側の扁額です。反対側と同じく鉄板で出来た標識のような作りです。その上には本来の?プレート状の扁額が収まる為の窪みがあります。 | |
入り口内壁には冬季歩道へ続く扉があります。 | |
東側より見たトンネル内部です。 | |
内壁の所々になんだかよく分からないメーターとバルブの様な物が生えています。 | |
東から見た洞内分岐部分です。 | |
洞内分岐を過ぎた先は待避所になっています。 | |
西側出口へ向けてカーブしています。 | |
内壁全面がパネル張りになると西側の出口です。 |
洞内分岐を小口川ダム方面へ進んで見ます。 | |
分岐部分は短いようで外の光が見えています。 | |
分岐部分はカーブしていて本線と斜めに合流するようになっています。 | |
分岐部分に入ってきました。距離が短い為かこの部分には照明がありません。 | |
電気室でもあるのでしょうか?壁面に扉があります。トンネルを出た先に見えるゲートは小口川ダムの堰堤です。 | |
南側の坑門です。何の装飾もなくのっぺりした坑門ですが東側と同じく白く塗装されています。 | |
南側から見たトンネル内部です。 | |
分岐と本線との交差点にはミラーと矢印式の信号機があります。 | |
自動車は合流手前で停車し進みたい方向の矢印が出るのを待ちます。 |
初稿:2013年6月14日