寒風山トンネル
トンネル名称 | 寒風山(かんぷうざん)トンネル | |
路線名 | 国道194号線 | |
所在地 | 高知県吾川郡いの町桑瀬 | |
延長(m) | 5432m | |
道路幅員(m) | 9.3m | |
車道幅員(m) | 6.5m | |
歩道等(m) | 1.8m | |
有効高(m) | 5.2m | |
竣工年度 | 1997年(平成9年)3月(注1) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | 危険物積載車両通行止め | |
その他 | ||
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より (注1)高知県側のトンネル銘板より |
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調査日 | 2009年9月19日 |
高知県と愛媛県の県境にある「寒風山トンネル」です。このトンネルは無料で通行できる一般道路のトンネルとしては日本一長いトンネルです。 |
高知県側より見た「寒風山トンネル」です。 右に見える細い道は旧道で、旧トンネルである「寒風山隧道」へと続いています。 |
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山肌に大小の坑口が口を開けています。大きいほうが本坑、小さいほうは避難坑です。 | |
高知県側の坑門です。竹割型の坑門をしています。 「寒風山トンネル」は全長が5kmを超えるので、危険物積載車両通行止めとなっています。 |
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高知県側の避難坑です。元々は建設時の作業坑でしょう。 入口には鉄格子状の扉があり、この扉は外からは開かないようになっています。 |
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高知県側の扁額?です。丸っこい石にトンネル名が刻まれています。 | |
高知県側のトンネル銘板です。 | |
高知県側より見たトンネル内部です。両側に狭い歩道があります。 | |
途中に何ヶ所か避難坑への非常口があります。迂闊に扉を開けると管理センターに警報が行くので非常時以外は開けないほうが無難です。 | |
愛媛県方面の出口に向かって3.5%の下り勾配となっているので、ぼんやり車を走らせていると速度超過に陥ります。 |
愛媛県側より見た「寒風山トンネル」です。 | |
愛媛県側の坑門です。こちら側は面壁型の坑門をしています。 | |
愛媛県側の避難坑出口です。本坑と壁でつながっています。 | |
愛媛県側の扁額です。 | |
愛媛県側のトンネル銘板です。竣工年が高知県側と1年近く違っています。 |
トンネル名称 | 寒風山(かんぷうざん)隧道 | |
路線名 | ||
所在地 | 高知県吾川郡いの町桑瀬 | |
延長(m) | 489m | |
道路幅員(m) | 6.6m | |
車道幅員(m) | 5.6m | |
歩道等(m) | 0.0m | |
有効高(m) | 4.5m | |
竣工年度 | 1955年(昭和30年) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | なし | |
通行制限 | 高さ制限3.2m | |
その他 | ||
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より | ||
調査日 | 2009年9月19日 |
高知県側より見た「寒風山隧道」です。 全長5000mを越す「寒風山トンネル」の開通により旧トンネルとなりましたが、「寒風山トンネル」が危険物積載車両通行止めということもあり現在も通行できるよう整備されています。 |
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入口手前は最近改修工事を施されたようです。 | |
高知県側より見たトンネル内部です。コンクリート覆工したうえさらにセメントを吹付けているのでしょうか?独特な内壁をしています。 |
愛媛県側より見た「寒風山隧道」です。 旧道はカーブが多く走りにくい道ですが意外と通行量がありました。しかしなぜか、自分を含めて通行している車のほとんどが四国外ナンバーの車でした。 |
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愛媛県側の扁額です。 | |
愛媛県側より見たトンネル内部です。 |
初稿:2013年9月30日