太和金隧道
トンネル名称 | 太和金(たわがね)隧道 | |
路線名 | 国道151号線 | |
所在地 | 愛知県北設楽郡豊根村上黒川 | |
延長(m) | 395m | |
道路幅員(m) | 5.5m | |
車道幅員(m) | 5.0m | |
歩道等(m) | 0m | |
有効高(m) | 4.5m(注1) | |
竣工年度 | 1958年(昭和33年)3月(注1) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | アスファルト系(注2) | |
照明 | あり | |
通行制限 | 高さ制限3.8m(注3) | |
その他 | ||
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による (注1)現地銘板より (注2)現地目視による (注3)現地標識より |
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調査日 | 2007年3月3日、2011年10月9日、2012年4月8日 |
東栄町と豊根村の境にある太和金峠を貫く「太和金隧道」です。 昭和30年代に建設された為、内部は歩道も無く大型車同士のすれ違いがぎりぎり出来る程度の幅しかありません。 |
太和金峠を通っていた旧道は今でも現存しています。しかしながらほとんど林道と化しているので普通車で入るにはかなり厳しい状態になっています。 |
平成23年(2011年)8月21日、東海地方を襲った台風12号とそれに伴う豪雨により太和金隧道はトンネル内天井部のコンクリートが崩落し土砂が流入した為即日全面通行止めとなりました。付近には妥当な迂回路が無いためr80とr428を利用したルートがトンネルの迂回路として案内されていましたが、迂回区間は約14qとかなりの遠回りを強いられることになりました。 その後通行止めは約半年におよび、復旧工事が完了して太和金隧道の通行が再開されたのは平成24年2月17日でした。 |
平成24年4月に復旧工事が終わった太和金隧道を見に行ってきました。 |
南側、豊橋方面より国道151号を北上して来ました。 太和金隧道が通行止めの時はトンネルよりかなり手前のr80との分岐交差点より通行止めの処置がとられていました。 |
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トンネル手前は以前に比べるとずいぶんとごちゃごちゃとした感じになっていました。また以前はトンネル直前までセンターラインが引かれていましたが、トンネル内が狭いことを強調する為なのか、現在はトンネルの手前からラインが消されたうえ路側帯が大きくとられています。 | |
トンネル手前には以前はなかった電光表示器と、「高さ制限3.8m」と「トンネル内車線幅3.5m」と書かれた標識をつけた「門」が新たに設けられていました。 | |
太和金隧道内は狭いですが乗用車同士ならすれ違い出来ます。しかし、大型車となるとかなり厳しそうです(たぶん無理でしょう)。 | |
南側の坑門です。向かって左側に以前はなかったLED式の電光表示器が取り付けられています。この表示器は対向車がある際に「対向車接近」の文字を点滅表示させドライバーに注意を喚起します。 | |
南側の扁額です。苔と草に隠れて「和金」しか読み取れません。 | |
南側のトンネル銘板です。 | |
南側より見たトンネル内部です。路側帯の白線が以前より内側に引き直されています。 | |
トンネル中ほどには鉄骨による補強がなされています。これは以前は無かったので今回の災害復旧に際して新たに設けられたのでしょう。 |
長野県方面(北側)より見た太和金隧道です。 | |
北側にも「高さ制限3.8m」と「トンネル内車線幅3.5m」の鳥居型の標識が新設されています。 | |
こちら側もトンネル手前でセンターラインが消され、路側帯が内側に書き直されています。 | |
北側の坑門です。こちら側にも対向車の接近を知らせるLEDタイプの電光表示器が取り付けられています。 | |
北側の扁額もよく見えません… 僅かに「道」の字が見えているので「太和金隧道」と書かれているのでしょう。 |
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北側のトンネル銘板です。 | |
北側より見たトンネル内部です。 | |
トンネルの中ほどに進むと断続的に鉄骨による補強が施されています。崩落箇所がどこだったのかはよく分かりませんでした。 |
2011年10月に撮影した北側の様子です。 | |
トンネル手前、坑門共に被災前と変わった様子はありません。 | |
本来ならば反対側の入口の明かりが見えるはずなのですが、どうやら南側の抗口は塞がれているようです。 | |
この日はトンネル内は工事をしていないようでしたが、この辺りで引き返したので南側の様子は分かりません。 |
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南向き豊橋側の入り口です。 昭和中期の建設で質実剛健というか素っ気無いコンクリート製のポータルですが、すでに完成から半世紀の間、国道の交通を守ってきただけにそれなりの貫禄が生まれています。 |
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トンネル内部です。照明付きですが歩道はありません。 建設から50年を経ていますので内部には補修の跡が結構目に付きます。 |
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北側、長野側の入り口です。 |
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トンネル銘板です。 |
初稿:2007年03月08日
災害復旧関連の記載追加:2012年4月22日