寒狭第3トンネル
(田内隧道)

トンネル名称 寒狭第3(かんさだいさん)トンネル
(田内(たない)隧道)
路線名 設楽町道122号平野清崎線
所在地 愛知県北設楽郡設楽町田内
延長(m) 147m
道路幅員(m) 3.7m
車道幅員(m) 3.2m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 4.4m
竣工年度 1932年(昭和7年)
壁面 覆工 セメント系 内装なし(注1)
路面 アスファルト系(注1)
照明 なし
通行制限  
その他 元豊橋鉄道田口線の鉄道トンネル
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より
()内のトンネル名は「愛知県の近代化遺産 旧田口線の遺構」より
(注1)現地目視による
調査日 2009年2月7日



 「寒狭第3トンネル」は廃止された豊橋鉄道田口線(旧田口鉄道)の鉄道用トンネルを前身とするトンネルです。
 田口線はJR飯田線本長篠駅より現在の愛知県道32号長篠東栄線と併走する形で北上し設楽町田口までを結んでいた鉄道で木材の輸送を主目的として建設され昭和7年に全線が開通しました。しかしその後の木材輸送の減少と水害により昭和43年に全廃となりました。
 トンネルの名称についてですが、このトンネルnet等では「田内トンネル」と紹介されています。しかし当HPのトンネルリストの元になっている「平成16年度道路施設現況調査」では「カンサダイサントンネル」となっていますのでここでは「寒狭第3トンネル」とします。

南側
 国道257号線清崎交差点の脇からトラ模様の門がある細い道路が分岐しています。青い六角形の標識に「設楽町道122号平野清崎線」と書かれているこの道がかつての豊橋鉄道田口線の廃線跡です。
 トラ門の先の橋を渡ります。地元の漁協が設置した古ぼけた標識には弁天橋と書かれていますが、鉄道橋時代は第三寒狭川橋梁といったようです。
 橋を渡った先の民家の横に「寒狭第3トンネル」が口を開けています。
 「寒狭第3トンネル」南側の坑門です。他の旧田口線のトンネルと同じように何の装飾もないコンクリート製の坑門です。
 南側より見たトンネル内部です。内部はコンクリートにより覆工されています。
 漏水の水滴よけでしょうか一部にトタンの天井が設けられています。
 トタンの天井です。鉄道時代からのもなのか道路転用後に施されたのかは分かりませんが、トンネル内の覆工はあまり丁寧な仕上げではありません。
 途中に一部だけ素掘りの部分があります。


北側
 北側より見た「寒狭第3トンネル」です。
 北側の坑門です。



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初稿:2013年6月2日