福島3号トンネル
トンネル名称 | 福島3号(ふくしまさんごう)トンネル | |
路線名 | 国道156号線 | |
所在地 | 岐阜県大野郡白川村牧 | |
延長(m) | 333m | |
道路幅員(m) | 6.0m | |
車道幅員(m) | 5.3m | |
歩道等(m) | 0.0m | |
有効高(m) | 4.8m | |
竣工年度 | 1961年(昭和36年) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | アスファルト系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | 通行止め | |
その他 | 閉塞、廃止トンネル | |
データは特記なき場合「平成16年度道路施設現況調査」より | ||
調査日 | 2013年5月18日、2013年6月16日、2006年6月4日 |
「福島3号トンネル」は岐阜県大野郡白川村内を通る国道156号線のトンネルでした。またその内部に第3の坑口へ続く洞内分岐を持つトンネルでもありました。過去形で書いているのは、すでにこのトンネルは廃止され三つあった坑口のうち二つは閉鎖され消滅してしまっているからです。 |
このトンネルは御母衣ダム建設による国道156号線の付け替え工事によって建設されたもので、御母衣ダムのダム湖沿いに同じようなトンネルが十数個作られました。昭和30年代に作られたそれらのトンネルは幅が狭く大型車がすれ違い出来ないなど、その後の自動車の発達によりそのサイズは十分といえないものになっていました。 現在このダム湖沿いの区間は改良工事が進められており、「福島1号トンネル」から「福島3号トンネル」までの区間を改良する「福島バイパス」の一部として平成22年に「福島第3トンネル」が開通したことにより、この「福島3号トンネル」は現役を退きました。 |
御母衣ダムの巨大な堰堤を横に見ながら国道156号線は谷底からどんどん高度を上げて行きます。そしてダムと同じ高さになった所にトンネルが口を開けています。 | |
正面に見える半円形の坑口をしているのは「福島第3トンネル」です。国道はこの新いトンネルへと吸い込まれて行きます。 | |
「福島第3トンネル」の隣には旧トンネルの「福島3号トンネル」が特に封鎖されるわけでもなく口を開けています。(ガードレールによって仕切られているので自動車などは入れません) | |
トンネルはそれに続く洞門と一体となっています。 | |
洞門は「牧 2 洞門」と言うようです。ちなみに「牧 1 洞門」は今でも「福島第3トンネル」手前で現役使用されています。 | |
洞門の奥に「福島3号トンネル」の坑口が口を開けています。 | |
「福島3号トンネル」の北側の坑門です。坑門と「牧2洞門」が隙間無くくっ付いているので坑口上部にあったと思われる扁額はまったく見えません。 | |
トンネルの名称標識です。隣に出来た新トンネルは「福島第3トンネル」という名前で旧トンネルとは微妙に名前が異なります。 | |
北側から見たトンネル内部です。まだ廃止されて数年のなので現役時代とほとんど変わりがありません。 | |
入り口から100mも進むと内部は真っ暗で空間が広いこともありカメラのピントが全然合いません。また、閉塞してるはずですが外からの巻き返しなのかトンネル内に風の流れがあり淀んだ空気はありません。 | |
真っ暗+ストロボの光量不足で全然写真が撮れません(私の技術が無いだけとも言いますが…)。 | |
ようやくまともに写真が取れたと思ったらそこはかつての洞内分岐地点でした。現役時代左側のトンネルは御母衣ダムの堰堤上部へとつながっていました。 | |
トンネルの突き当りです。どうにもまともな写真が撮れません。 | |
最初は取り残されたデリネーターが光ってるのかと思ったのですが、封鎖壁の左下に直径10cmくらいの穴が開いていて外から僅かな光がもれて来ています。 | |
北側(入ってきた入り口側)を写した写真です。こちらを向いても光はほとんど無いのですが、こっち向きだと写真が撮れます。…不思議だ。 | |
トンネル内部から見た北側入り口付近です。 |
南側です。口を開けているのは新トンネルの「福島第3トンネル」です。 左側の四角いコンクリート部がかつて「福島3号トンネル」の坑口があった場所です。 |
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内側から見えていた光の「穴」はこれでしょう。 | |
新トンネルの「福島第3トンネル」の南側の坑門です。かつては写真の中央部辺りに「福島3号トンネル」の第三の坑口が口を開けていました。 |
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在りし日の「福島3号トンネル」第三の坑口です。右手前に少しだけ写っている手摺は、上の写真中央付近に写ってるのと同じものです。 |
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分岐部のトンネルは20m位だったでしょうか、今では左の写真を撮っている位置には新トンネルが通っています。 |
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現役時代の洞内分岐部です。そのうちもっとちゃんとした写真を撮りに行こうと思っているうちに無くなってしまいました… |
初稿:2013年6月20日