八草トンネル

トンネル名称 八草(はっそう)トンネル
路線名 国道303号線
所在地 岐阜県揖斐川町板内川上
延長(m) 3025m
道路幅員(m) 7.5m
車道幅員(m) 6.5m
歩道等(m) 0m
有効高(m) 4.7m
竣工年度 1999年(平成11年)9月(注1)
壁面 覆工 セメント系 パネル張り
路面 セメント系
照明 あり
通行制限 なし
その他  
データは特記なき場合は平成16年度道路施設現況調査による
(注1)現地岐阜県側の銘板より
調査日 2009年1月11日



 「八草トンネル」は国道303号線の岐阜県と滋賀県の県境にあるトンネルです。
 このトンネル開通以前の県境は、八草峠を経由する狭く急峻ないわゆる「酷道」区間でした。またこの辺りは冬にはかなりの積雪があり、八草峠も冬の間は冬季閉鎖されていました。
 延長3qに及ぶトンネルの効果は絶大で、「八草トンネル」の開通により八草峠経由に比べ安全で走りやすいうえ、大幅な時間短縮と一年を通しての通行が可能になりました。
 

 岐阜県側より八草トンネルを望みます。
 写真左手の辺りから、旧道である八草峠への道が分岐しています。
 1月の中旬に訪れたため、辺りは一面雪景色となっています。
 岐阜県側は、面壁型(ウイングアーチ式)の坑門をしています。
 表面は切石風の作りになっています。
 岐阜県側の扁額です。
 岐阜市方面側のトンネル銘板です。
 1999年9月完成、岐阜県、延長1584m、全長3025m、幅員9.0m、高さ4.7mといった内容が書かれています。
 トンネル内部です。
 左に見えるのは歩道ではなく管理用の通路のようです。
 滋賀県側からみた八草トンネルです。
 手前の冬季通行止めの標識は旧道のものです。
 滋賀県側の坑門はよくあるタイプの面壁型で、鷹?のイラストが掲げられています。
 滋賀県側の扁額です。
 滋賀県側のトンネル銘板です。
 岐阜県側と竣工年、巾、高などの数値が違っています。
 滋賀県側入り口付近でカーブしている以外はほぼ直線です。
 途中の待避所で写した写真です。
 岐阜県方面を見て写しています。


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初稿:2010年12月9日