上ヶ洞1号トンネル
トンネル名称 | 上ヶ洞1号(かみがほら1ごう)トンネル | |
路線名 | ||
所在地 | 岐阜県高山市高根町阿多野郷 | |
延長(m) | 216m | |
道路幅員(m) | 7.0m | |
車道幅員(m) | 6.5m | |
歩道等(m) | 0.0m | |
有効高(m) | 4.0m | |
竣工年度 | 1966年(昭和41年) | |
壁面 | 覆工 セメント系 内装なし | |
路面 | セメント系 | |
照明 | あり | |
通行制限 | 高さ制限3.8m | |
その他 | ||
データは「平成16年度道路施設現況調査」より | ||
調査日 | 2011年9月18日 |
岐阜県高山市にある国道361号の「上ヶ洞1号トンネル」です。トンネルは高根第一ダムのすぐ脇にあります。この高根第一ダムは木曽川最大の支流である飛騨川の最深部にあるダムで、そのダム湖である高根乗鞍湖湖畔にはダム建設に伴い建設されたトンネルが多数あり「上ヶ洞1号トンネル」もそのうちの一つです。 |
2017年(平成29年)4月27日に「高根トンネル」が開通したことにより「上ヶ洞1号トンネル」を含む区間は旧道となり現在では国道指定も解除されています。 |
北側より見た「上ヶ洞1号トンネル」です。 | |
高根第二ダムよりさらに飛騨川を上流に進んだ所に「上ヶ洞1号トンネル」はあります。 | |
北側の坑門です。昭和3、40年代にダム事業に関連して作られたトンネルらしくコンクリートの塊のような坑門です。 | |
北側の扁額です。坑門に設けられた扁額用?の窪みに対してずいぶん小振りのものが取り付けられています。扁額自体は白いタイル?(ホウロウ?)製で昭和中期のダム関連のトンネルでよく見掛けるタイプです。 | |
北側より見たトンネル内部です。トンネル内は照明付きで2車線分の幅があります。 両側の内壁が垂直になっているのが珍しいです。 |
南側より見た「上ヶ洞1号トンネル」です。 トンネル左側は高根第一ダムの堰堤脇で施設の建物が建っています。反対の右側は直角にカーブした直ぐに「上ヶ洞2号トンネル」が待ち構えています。 |
|
右に見える坑門は「上ヶ洞2号トンネル」です。 | |
「上ヶ洞2号トンネル」の出口から見た「上ヶ洞1号トンネル」です。両トンネルは短く直角に曲がった明かり区間で結ばれており、しかも「上ヶ洞2号トンネル」は自動車1台分の幅しか持たない狭いトンネルなので知らずにスピードを出して来ると大変危険です。 | |
南側の坑門です。こちら側には扁額はありません。また両側の坑門ともトンネル銘板の類は取り付けられていませんでした。 | |
南側より見たトンネル内部です。 |
初稿:2016年02月07日
国道指定解除追記:2020年04月08日